書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

洗える! AirPods Pro 3。ただし……【先行レビュー】

AirPodsをランニングに使うと汗に濡れて、洗いたくなるのが常だった。しかし、従来のAirPods Pro 2はIP54で、「耐汗」程度の性能だった。では、今週末、9月19日に発売されるAirPods Pro 3はどうなのだろうか?

この記事は、発売に先行して貸与された機材と、発表会での取材を元に執筆している。

音質も、ノイキャンも、翻訳も! 驚くほど進化したAirPods Pro 3【先行レビュー】

音質も、ノイキャンも、翻訳も! 驚くほど進化したAirPods Pro 3【先行レビュー】

2026年08月28日

すぐにきれいに拭くのが条件

新型のAirPods Pro 3は『IP57』へと防水性能が向上しており、発表資料には、「タフなワークアウトや予測不可能な天気に対応する」と書かれている。

IP57は防塵性能として『塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない』、防水性能として『一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない』とされている。

筆者はランニングの際に汗で濡れたのをそのままにしておくのがイヤで、過去のモデルは絞った布で拭いたりしていたのだが、いちいち布を濡らして絞るのは面倒。

IP57だと、洗うことはできるのだろうか?

筆者がApple Parkのブリーフィングで聞いたところによると真水で軽く汗を流すぐらい洗っても問題ないらしい。ただし、洗ったあとには、すぐ(2時間以内)に完全に水分を拭き取るのが条件とのこと。また、海水、洗剤などの真水以外の使用もNG。

この場で聞くことはできなかったが、通常デジタルデバイスの耐用温度は35℃までであることが多いので、風呂やサウナもNGのはずだ(今回は未確認だが一般論として)。内部で結露する可能性もある。泳ぐのも無理だと思う(そもそも外れて紛失しそうだが)。

また、表示の条件でテストはされているが、『防塵性能と耐汗耐水性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります』とのことなので、おそらく水濡れによる故障は補償されないと思われる。つまり濡らす場合は、自己責任で。パッキンなどは経年や温度などの条件で劣化するので、メーカーとしても補償できない部分なのだろう(筆者は以前、とある会社の防水カメラに水が入って、修理に持ち込んだら「年に一回はパッキンを交換して下さい」と言われた。それは難しい)。

また、濡れた状態でケースに入れて充電してはならないとのこと。これも当然。

というわけで、防水性能は向上して、洗うこともできるようになったようだが、「運用はあくまで自己責任で」というのが実態のようである。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

HISTORY OF B.V.D. 着心地を追求した150年

  • 2026.10.20

1876年、ニューヨークで誕生したB.V.D.。風を通すゆったりとした肌着から、水着、街や休日を彩るシャツまで。その歩みを貫くのは、日々を心地よく過ごすための工夫だ。時代ごとの広告や製品を手がかりに、着心地を追求してきた150年をたどる。 HISTORY OF B.V.D. 1876年 ニューヨーク...

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

Pick Up おすすめ記事

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

HISTORY OF B.V.D. 着心地を追求した150年

  • 2026.10.20

1876年、ニューヨークで誕生したB.V.D.。風を通すゆったりとした肌着から、水着、街や休日を彩るシャツまで。その歩みを貫くのは、日々を心地よく過ごすための工夫だ。時代ごとの広告や製品を手がかりに、着心地を追求してきた150年をたどる。 HISTORY OF B.V.D. 1876年 ニューヨーク...

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

遊び心とヘビーデューティ! 「ジムマスター」のアウトドア&ミリタリー

  • 2026.10.18

ほどよく力の抜けたカジュアルウエアを展開するカナダ生まれの「ジムマスター」。その真骨頂は、実は骨太なアウトドア&ミリタリーにある。ヘビーデューティな機能美を日常着へと昇華させる秘訣は、「ジムマスター」らしいほんのすこしの遊び心! カラフルな配色の裏に確かな実用性あり! 【右】主役は厚手のボアジャケッ...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...