Shokz OpenDots ONEのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000500.000036256.html
『オープンイヤー』であることが、Shokzらしさ
Shokzといえば、骨伝導で知られるヘッドフォンメーカー。
当初は自社の骨伝導技術にこだわりを見せていたが、現在はむしろ、『オープンイヤー』であることにフォーカスしているように思う。
そもそも、ヘッドフォンといえば、耳を塞いで他の音が聞こえないようにするのが一般的だったが、屋外で歩いたりしながら使うようになると、『耳を塞がない』というニーズが出てくる。屋外を歩いていると耳を塞がない方が安全だし、オフィスなどで音楽を聞くなら話しかけられた時に答えられる方が望ましい。
製品名に、『Open』と付けるようになってからのShokzは、この『耳を塞がない』というところにフォーカスしている。
だから、骨伝導だけに拘らず、空気伝導のスピーカーも組み合わせたShokz DirectPitchテクノロジーを採用して、より音質を向上させたし、伝統の左右をチタンのフレームで繋いだスポーツ用イヤフォンであるOpenRunシリーズだけでなく、水泳用のOpenSwim、ビジネス用のOpenMeetやOpenComm、耳掛けタイプのOpenFitシリーズ……などがラインナップされるようになったというわけだ。
そこに新たに加わるのが、OpenDots ONEだ。
なぜShokzがカフ型なのか?
正直言うと、筆者的には、カフ型といえば、ambieあたりがルーツかと思うのだが、BoCoという説もある。骨伝導の耳掛け式のパイオニアであるShokzが、他の企業のスタイルを真似なくても……と思わなくないが、ランニング用イヤフォンとしては定番になった分、他の分野に進出していかなければならないのだろう。
OpenRun ProをラインナップしているShokzが、OpenDots ONEで追求するのは何だろう? もちろん、ランニングなど激しいアクションで外れないのはOpenRun Proのような耳掛け式骨伝導だろう。ではOpenDots ONEに何を求めるか?
まず、気軽に付けることができる。広告ビジュアルを見ても、ファッショナブルであること、むしろイヤリングのように装着するイメージが提案されている。
耳掛け式の欠点としては、眼鏡との併用が面倒であることが挙げられるが、カフ式ならその心配もない。また、耳の下部にイヤリングなどをしていても邪魔になりにくいことだろう。
筆者の経験からいうと、カフ式は、クリップが強いと耳が痛く、弱いと落ちやすい。そのあたりがどうなっているのかも気になるところ。
そのあたりどうなっているか? クラファン開始前に試用できるかもしれないので、レポートをお待ちいただきたい。
(村上タクタ)
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