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編集長が日々持ち歩く充電ケーブル3本+α

「タクタさんって、日常、どんなケーブルを持ってるんですか?」と聞かれて、バッグから出て来たのがこの3本。この3本はいつも持ち歩いている。

Anker 331 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 60W (0.3m シルバー)
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Anker 高耐久ナイロン USB-C & ライトニング ケーブル(0.3m ブラック)
https://amzn.to/44ypgBT

Apple Watch 充電ケーブル 30cm(販売終了)

様々なケーブルを使うが、耐久性が高く、トラブルが少ないものが生き残る。日常的に使うものなので、安物買いは残念な結果を招く。

というわけで、最近のお勧めはAnker。クオリティも高く、トラブルが少ない。

荷物を減らすために、短いケーブルを利用

荷物をできるだけ少なくしたいので、日常持ち歩くのは30cmのタイプ。そもそも、iPhoneもMacBook ProもiPadも、最近のモデルは非常にバッテリーが持つので、ケーブルはあくまで非常用というスタンス。だから、短い方がいいのだ。

サンボル商会でケーブルを作ろうかと思って、調べたことがあるのだが、ケーブルのコストの大半はコネクター部分で、ケーブルを長くしても短くしてもあまり価格は変わらない。

であれば、長い方がビジネスになりやすいということなのだろうか? あまり短いケーブルは流通していない。というわけで、このUSB-CとLightningの短いケーブルの良いものを探すのには苦労した。

次期iPhoneはUSB-Cコネクターを採用すると言われているが、筆者の愛用しているiPad mini(第5世代)や、AirPods Pro、Magic TrackPadなどはLightningコネクターを使っているので、これらが壊れて使わなくなるまでは、当分Lightningケーブルを持ち歩く必要性がある。

シルバーとブラックに色を分けているのは、必要に応じて持ち歩く長いケーブルもUSB-Cがシルバーで、Lightningがブラックだから(いずれもベルキン製。これも長い間使ってるが、断線や接触不良がない)。

急いで持って出た時に『Lightningは黒』『USB-Cはシルバー』と決めておくことで間違えないように工夫しているわけだ。出先でケーブルが違った時のダメージは大きい。

Apple WatchもUSB-Cにすれば? という意見もあるかもしれないが、もともと流れる電力量も小さいし、持ち歩いているアダプターやバッテリーのUSB-Aポートが空くので、USB-Aコネクターの方が便利なのだ。

電源アダプターもバッテリーもAnkerを愛用

まぁ、Apple Watchの充電ケーブルを日々持ち歩く必要があるか? ……という論点はあるが、その荷物のまま出張に行ったりすることもあるし、Suicaが入ってるから、電車に乗ってる途中で電池が切れると面倒とか、いろいろあって、Apple Watchの充電ケーブルをも持ち歩いている。

ちなみに電源アダプターはAnker 735 Charger (GaNPrime 65W)、モバイルバッテリーはAnker Power Bank (10000mAh, 30W)を使っている。

Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)
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Anker Power Bank (10000mAh, 30W)
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電源アダプターは120Wのタイプにすれば、MacBook Proと、iPadと、iPhoneを同時に充電できたりもするのだが、重い。戸外に持って行くのはあくまで追加で電源が必要になった時のため……ということで、軽めの65Wを持って出ている。

65Wでも、他のケーブルを抜いて単体で挿せばMacBook Pro 14インチをフルパワーで充電できるし、出張時の夜にゆっくり充電するのなら3台同時も可能だ。日常持ち歩くには必要最低限のサイズを見極めるのも大事。

Macは、電力供給能力の小さいアダプターでも少しずつ充電してくれるので助かる。

バード電子のHHKB用ケーブルが使える!

もうひとつ愛用しているのが、バード電子のUSB-Cケーブル。

HHKB接続 TypeCケーブル
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このケーブルは少し長くて50cmあるが、なんといっても便利なのが、片側のコネクターがL字になっていること。

ケーブルが横に飛び出さないのが、収まりが良くていいのだ。

もともとは、HHKBを尊師スタイルでUSB接続するために開発されたケーブルだが、パソコンのサイドで横に飛び出さないのも便利。

安全性も考えて、信頼できるケーブルを

細かい部分かもしれないが、毎日持ち歩いて使うものだから、細部に至るまでお気に入りの製品を使うのは楽しい。

また、iPhoneぐらいならまだしも、パソコンの充電ともなると、それなりの電力が通るので、しっかりした信頼できるケーブルを使いたい。特にUSB-Cは、被覆が弱い貧弱なケーブルも出回っているので、そういう製品をパソコンの充電には使わないようにしたい。

古くなって、ケーブルの被覆が破れているのなんてもっての他(iPhoneの充電ケーブルの被覆が破れている人は、よく見かける)。火事になってからでは遅いので、すぐさま捨てて、新品を買っていただきたい。

みなさんも、自分の用途を考えて、ベストなケーブルを探してみて欲しい。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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