前回は私のたよりないスチレンボードの試作だったが、こんどはちゃんとレーザーカットで、作ってもらった。作ってくれたのは、NECパーソナルコンピュータさん経由で依頼いただいたHappy Printersさん。
ちなみに、NECパーソナルコンピュータさんと、filamentさんにご承諾いただいたので、商品名は一番分かりやすい名前ということで『WING BINDER mini』でいくことに決めました。
以後、『WING BINDER mini』でよろしくお願いします!
MDFの試作を、想定サイズと、その少し小さいサイズで
試作タイプは2つあるのだが、まず大きな方を前回の試作と重ねてみる。こちらは、前回のスチレンボードタイプを基準に作られているから、だいたい同じ。
というか、目分量で作ったスチレンボード試作が、意外とピッタリなサイズでビックリ。
もうひとつの試作(左)は、少しコンパクトなもの。
というのは、いしたにさんの意見で、畳んだ時に、iPadと同じサイズぐらいの方が良いのではないか? ということであった。たしかに、スタンドが本体より大きいというのは不自然だし、畳んだ時にiPadに隠れるサイズなら、同じバッグに入れやすい。
実際のサイズの違いはこのぐらい……。
こうやって写真で見るとわずかな違いに見えるが、実際の使い勝手はけっこう違う。
というわけで、まずは大きい方のタイプにiPad Pro 11インチと、iPhone 14 Proを乗せてみた。
悪くないフィット感。
次は、いしたにさんのアドバイスに従って若干縮小したタイプ。これが実にピッタリフィット。上にハミ出さなくなる。非常に素晴らしいフィット感!
もはや完成形ではないか?
実に心地よいピッタリ感で、本作はもうこれでいいのではないかと思えるほど……。しかし、今回は高級感も考えて、アクリルでの試作も行う予定。このMDFは4mmなのだが、アクリル板には4mmがなく、試作は3mmと5mmで行う予定。
それにしても、スマホの位置が上がるのが良い。首が疲れない。スマホスタンドとしてだけでも十分に価値がある。
というわけで、次回はアクリル板での試作について、ご報告します。
(村上タクタ)
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