書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

モバイルバッテリーの絶対的お勧め Anker 533 Power Bank(1万mAh)

モバイルバッテリーは信頼性の大事な製品である。安物を買って、燃えでもしたら大変だ。常に持ち歩くし、場合によっては飛行機に持ち込んだりもする。また、安定した出力も大切だ。一般にリチウムポリマーより、リチウムイオンの方が安定性は高い。

筆者の場合、購入したらほぼ1〜2年は肌身離さず持ち歩くことになる。ここはお金を惜しむところではない。

安定した性能がお勧めの1万mAhのAnkerバッテリー

いろいろなモバイルバッテリーを使ってる筆者が、ここ数年選んでいるのはAnker製品。スマホの隆盛以降立ち上がった会社ではあるが、常に信頼性を大切にし、十分なクオリティと、デザインを担保しながら、それなりに安価……という、周辺機器に必要な要件をキッチリと満たして、大企業へと急成長した。日本法人も、昨年2022年には350億円を売り上げるという成長ぶりを見せている。

そんなAnkerの主軸中の主軸製品といえる1万mAhのモバイルバッテリーがモデルチェンジをした。

それが、Anker 533 Power Bank(価格5990円)である。サイズ的には、5000mAhの18650サイズリチウムイオンバッテリーを2本内蔵していると思われる約99×52×26mm。重さは約220g。

Anker 533 Power Bank
https://amzn.to/3Q89yJR

充電はUSB-Cポートから。出力はUSB-Cポート×2と、USB-Aポート×1。USB-Cポートからは、30W出力が可能なので、iPad、iPad Proはもちろん、MacBook Airクラスでも十分給電が可能。USB-Aポートからは最大22.5Wで出力することができる。iPhoneなどを急速充電することが可能。

本体側面は、Anker製品によく使われるグレー味のあるブラック。表面、裏面は磨りガラスのような半透明のプラスチックが使われている。

残量と、現在の消費(充電)量で、何時間動作するかを表示

最大の特徴は本体側面にカラーディスプレイを備え、電池残量に加え、充電時には現在の充電入力で満充電になるまでかかる時間、給電時には現在の出力で給電可能な残り時間を表示可能。モバイルバッテリーの場合は電池残“量”を計測できるわけではないので、電圧などからの推測に過ぎないが、詳細な数値で表示されるのはユーザーにとっては分かりやすい。

現在発売されているのはブラックのみだが、今後、ホワイト、ブルー、パープル、グリーンなども発売予定とのことなので、好みの色がある人は少し待ってみてもいいかもしれない。

Ankerによると、従来は5000mAhが売れ筋だったが、スマホの大型化、持ち歩くデジタルデバイスの増加のせいか、最近は1万mAhの方が売れるという。筆者は、昔から持ってるガジェットが多いので1万mAhクラスを愛用していたが、ようやく筆者の利用サイズが一般的になってきたということかも。

バッテリーで迷っている方は、ぜひ本機を。これはお勧め。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

Pick Up おすすめ記事

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...