鈴の音が波紋となり時代をつなぐ。創業110周年記念万年筆「鈴音〜Rinne〜」12月20日発売。

202262日に創業110周年を迎えるオカモトヤ。110周年という節目を記念して、オリジナル万年筆「鈴音~Rinne~」を12月20日(月)発売する。“書くを楽しむ”というテーマを元に試行錯誤し、同社の想いを形にした。「はじまり」ネイビー色、「みらい」パープル色、数量限定での販売となる。

昭和8年頃に発売されていた、同社オリジナル製品の「ヤング」万年筆以来となる、オリジナル万年筆【鈴音~Rinne~】は、“書くを楽しむ”というコンセプトに最も適した万年筆、エラボー軸。エラボー軸は、オカモトヤ虎ノ門店で最も多く販売されている万年筆で、日本語のトメ、ハネ、払いが独特の撓りで表現することができ、筆のような筆致が生まれる。

オカモトヤは、日本の文化・文具を伝えていく為、このエラボーを選択。コロナ禍リモートワークの普及で、“書く”という行為が少なくなってきている現代。そんな時代だからこそ、書く楽しみを伝えていきたい、これこそが110年前から虎ノ門の地で、働く人に寄り添い日本の文具で商いを行ってきたオカモトヤの使命ととらえている。

鈴の音が広がるように、“書く”という文化がオカモトヤから、世界に広がっていくようにとの想いを込めて、鈴音と名付けられた。また、鈴の形は創業当時の企業ロゴとしても使用されており、現在でも虎ノ門店のアイコンとして使用している。その想いは、万年筆の各所に見られる。天冠の彫刻は、企業ロゴを展開し一つ一つが雫のように波紋を描き、キャップの二重リングに繋がり更に広がっていく様を表している。

「はじまり」は、コーポレートカラーでもあり、オリジナルインク「はじまり」の色でもある。「みらい」は、歴史を大事にしながらも新しい時代への変革をイメージして、パープルを選定致した。箱には110年の歴史を振り返り、思い出の写真と共に。ECO紙材、バガスシュガー、マガジンペーパーを使用している。

鈴音~Rinne~ はじまり

*PILOT エラボー軸ベース
表面は南部鉄器のようなザラザラと質感のマット調の仕上がり。色は、オリジナルインク「はじまり」をモチーフとした濃紺。

サイズ:最大径Φ141.0mm 全長139mm
ペン先:ロジウムペン先仕上
字幅:SEF(軟極細)、SF(軟細)、SM(軟中)、SB(軟太)の4種
軸・キャップ:黄銅・塗装(鉄器仕上、陶器仕上)
価格:38,500円(税込)

鈴音~Rinne~ みらい

*PILOT エラボー軸ベース
表面は陶器のような質感でラメを感じる仕上がり。色は新しい時代をイメージした紫。

サイズ:最大径Φ141.0mm 全長139mm
ペン先:ロジウムペン先仕上
字幅:SEF(軟極細)、SF(軟細)、SM(軟中)、SB(軟太)の4種
軸・キャップ:黄銅・塗装(鉄器仕上、陶器仕上)
価格:38,500円(税込)

【問い合わせ】
オカモトヤ
https://okamotoya.shop-pro.jp/

この記事を書いた人
趣味の文具箱 編集部
この記事を書いた人

趣味の文具箱 編集部

文房具の魅力を伝える季刊誌

「趣味の文具箱」は手で書くことの楽しさ、書く道具としての文房具の魅力を発信している季刊雑誌。年に4回(3・6・9・12月)発刊。万年筆、手帳、インク、ガラスペンなど、文具好きの文具愛を満たす特集を毎号お届けしています。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

もはや芸術品! 「Horizon Blue Jewelry」の装飾品の域を超えた美学

  • 2026.06.26

あまりに精緻で、目を見張るほどに美しいHorizon Blue Jewelry。その作品群を目の当たりにすれば、単なるアクセサリーの域を超え“芸術品”とも称される所以を容易に理解できるだろう。ここでは、アートピース級の美しさを湛えるジュエリーのなかから今後発売予定の新作も含めて紹介する。 アクセサリ...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

上質な革を日常に。「INCEPTION」のショルダーバッグは経年変化が楽しみになる相棒だ

  • 2026.06.26

レザーほど、所有者とともに過ごした年月が如実に現れる素材はない。毎日のように身につけるレザーバッグは、なおのことである。“革”に徹底的にこだわるINCEPTIONのショルダーバッグはクラッチマンの相棒として最適な存在だ。 FANNY PACK 腰に巻いて使用することを目的とするファニーパックをショル...

Pick Up おすすめ記事

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

上質な革を日常に。「INCEPTION」のショルダーバッグは経年変化が楽しみになる相棒だ

  • 2026.06.26

レザーほど、所有者とともに過ごした年月が如実に現れる素材はない。毎日のように身につけるレザーバッグは、なおのことである。“革”に徹底的にこだわるINCEPTIONのショルダーバッグはクラッチマンの相棒として最適な存在だ。 FANNY PACK 腰に巻いて使用することを目的とするファニーパックをショル...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...