日本の新たな音楽シーンを生み出してきた伝説バンド
ムーンライダーズの母体となったのは1971年に結成されたバンド、はちみつぱいである。はっぴいえんどと並ぶ日本語ロックバンドとして活躍し、傑作『センチメンタル通り』をリリースするも74年に解散。その2年後鈴木慶一とムーンライダーズ名義で『火の玉ボーイ』をリリースし、その流れで鈴木慶一、武川雅寛、かしぶち哲郎、岡田徹に、鈴木慶一の実弟である鈴木博文、椎名和夫によって、ムーンライダーズが結成された。
1977年には、ムーンライダーズとしての初アルバム『MOONRIDERS』をリリース。翌78年にはシンセサイザーを取り入れ、テクノやニュー・ウェイヴの動きを意識した『ヌーベル・バーグ』がリリース。その後も、従来のロックバンドのサウンドにとらわれることなく、新たなサウンドを取り入れ、自由な音楽を生み出し続けてきた。
2020年には「カメラ=万年筆 LIVE」、22年には「アンコールLIVE マニア・マニエラ+青空百景」とそれぞれのアルバムリリース40周年を記念したライブを開催した。同年4月には、約11年ぶりとなるオリジナルアルバム『it’s the moooonriders』がリリースされている。さらに、昨年12月には80年代に発表した6枚のアルバムからセレクトした楽曲を演奏する「80年代のムーンライダーズvol.1」を開催し、いまなお精力的に活動を続けている。
ロックバンドの概念を超えた自由で柔軟なサウンドを会場で。
そんなムーンライダーズが、冒頭に記したように今年11月に「moonriders AMATEUR ACADEMY and more 2024」を開催する。リリースから40周年を迎えた『AMATEUR ACADEMY』にスポットを当てた内容となるが、同アルバムは収録曲全10曲のタイトルがアルファベットと数字だけで構成され、今でもライブで演奏されることの多い「30 (30 Age)」や「G.o.a.P (急いでピクニックへ行こう)」など人気曲は多い。
当日のライブは2部構成。第1部に『AMATEUR ACADEMY』の楽曲を2024年の視点で再現。第2部ではムーンライダーズのオールタイムから選曲したライブになる予定だ。
ロックバンドの概念を超え、歴史とともに進化し続けてきたムーンライダーズのサウンドを是非、会場で味わってみてはいかがだろうか!
公演概要
公演タイトル:moonriders AMATEUR ACADEMY and more 2024
日時:11月1日(金) 開場18:00/開演18:30
会場名:東京国際フォーラム ホールC
チケット料金(税込/全席指定):S席¥12,800 / A席¥8,800
<チケット詳細は公式X参照>
https://x.com/moonriders_net
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