アンバサダー・LiLiCoが“本気のドキュメンタリー”に出会える映画祭の見どころを紹介!

皆さんお元気ですか? 昭和45年女のLiLiCoです。前回紹介した『ファイアバード』はいかがでしたか? 今年の公開作品は、大作もあればミニシアター系も豊富。映画祭も本格的にスタートするこのタイミングで、わたしが去年からアンバサダーを務める「TBSドキュメンタリー映画祭2024」が3月15日(金)から始まります。今回はこの映画祭の見どころを紹介します!

バラエティに富んだドキュメンタリー映画の魅力

若い頃は“ドキュメンタリー”って難しそうなイメージがありました。でも、こんなにもバラエティに富んだ作品があるのか! と思ったのが、2012年の長編ドキュメンタリー映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』を観てから。それからどっぷりとドキュメンタリーにハマりました。

“まだドキュメンタリー歴短いね!”と思った方…”本格的”に、と言ってますからね(笑)。

本当のことを言えば、わたしは、7歳の時からドキュメンタリーが好き。スウェーデンが誇るポップグループABBAの『アバ/ザ・ムービー』(1977年)にくぎづけでした。でも、子供時代からティーンエイジャーまでは、あくまでも好きなアーティストのものしか観なかったの。でも、『シュガーマン』から『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』(日本公開2013年)、そしてファッションを取り上げた作品の公開がしばらく続き、わたしはドキュメンタリーの虜になりました。

その後、映画コメンテーターとして、今年最もよかった映画のナンバーワンを年末に必ずリストアップするようになり、2020年のナンバーワンに輝いたのが『ようこそ映画音響の世界へ』(日本公開2020年)でした。これは、世の中のすべての映画と、既に観てる作品をもう一度全部観直したくなったほど気に入ったドキュメンタリーでした。今でもみんなにおススメします!

そんな背景があり、「TBSドキュメンタリー映画祭」のアンバサダー就任のお話をいただいた時は、即、“YES”と返事しました。

普段はTBSでディレクターや記者として番組作りに携わっている方々が監督を務め、長年追ってきた話題や本当に興味をもったテーマを命懸けで伝えてくれます。熱いんです! とにかくみんな燃えてます! 胸を打たれます。

まずは、「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」上映作品のおさらいから。

大きな話題を呼んだのは、オートレーサー・森且行さんの復帰の奇跡を描いた『オートレーサー森且行 約束のオーバルへ』

また、家庭内での性的虐待を取り上げた『魂の殺人 家庭内・父からの性虐待』に嗚咽するほどショックを受け、涙が止まりませんでした。

『93才のゲイ~厳しい時代を生き抜いて~』は、理解してもらえない日々や支える仲間たちなどを取り上げていました。

“生きている実感”が得られるのがドキュメンタリーの醍醐味

今年は、15本の国内作品と2本の海外招待作品が上映されます。

『カラフルダイヤモンド~君と僕のドリーム~』名古屋を拠点に活躍するアイドルグループ・カラフルダイヤモンドの初々しいがんばりに勇気をもらえます!

『私の家族』特別養子縁組でかわいい女の子を迎えた元TBSアナウンサー・久保田智子さんの暮らしぶりをご自身が監督となって映し出します。彼女は”生みの母”と”育ての母”をどう娘に伝えるべきか、葛藤を感じながらもていねいに伝えていく……。久保田監督をハグしたくなりました。

『私の家族』で監督を務めた久保田智子さん

『映画 情熱大陸 土井善晴』これも必見! わたしの料理人生を2度も助けてくれた土井善晴さんが主人公です。家族の料理担当であるあなた、大丈夫です。料理は難しくない! やさしく教えてもらう、だけど時々きちょっぴり適当がちょうどいい。最高!

『BORDER 戦場記者×イスラム国』毎回まさに命懸けで取材をしている須賀川 拓さん(報道局外信部中東支局長)が手がけたすごい作品。ここで描かれるのは、わたしが今までニュースなどで見た難民キャンプとは嘘のように真逆の世界でした。信じられない言葉を発する子供たち、気まずそうにする女性たち。ゾッとしました。でもこれが真実。

世界を震撼させたイスラム国の今を追った、須賀川 拓さん。

『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』坂本龍一さんが現地に足を運んで地雷を無くすためにした行動。そのフットワークの軽さと信念の強さを感じ取ることができます。

『旅する身体〜ダンスカンパニーMi-Mi-Bi〜』障がいを乗り越えて魂のダンスを披露するグループを追った作品。

『サステナ・フォレスト~森の国の守り人たち~』わたしは、この作品で日本の森林問題を知りました。これ、大問題だからね!

『家さえあれば~貧困と居住支援~』では、貧困と移住支援の問題を切り取ります。

『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』は、紅桜さんの出所後を追った作品。伝説のラッパーに何があったのか……?

『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承〜』日本を音楽で元気づけてきたアメリカのロックバンド・MR.BIGは、まさに、日本に愛されたバンド。彼らの最後の別れを追っています。

他にも、『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』『リリアンの揺りかご』『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』『魚鱗癬と生きる−遼くんが歩んだ28年−』『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』など、語り切れないほどさまざまなテーマを取り上げた作品が上映されます。

ドキュメンタリーの醍醐味は、共感や理解を押し付けるものではなく、”知る大切さ”を教えてくれること。これを知れば、あなたの人生が変わる。生きている実感がします!

会場で待ってます!

「TBSドキュメンタリー映画祭2024」

https://www.tbs.co.jp/TBSDOCS_eigasai/#page-top

3月15日(金)~3月28日(木)東京・ヒューマントラストシネマ渋谷

2024年3月22日(金)~4月4日(木)大阪・シネ・リーブル梅

2024年3月22日(金)~4月4日(木)名古屋・センチュリーシネマ

2024年3月22日(金)~4月4日(木)京都・UPLINK京都

2024年3月29日(金)~4月11日(木)福岡・キノシネマ天神

2024年3月30日(土)~4月11日(木)札幌・シアターキノ

©︎TBS

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LiLiCo

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

昭和45年(1970年)11月16日生まれ、スウェーデン・ストックホルム出身。1989年に芸能界デビュー。以降、映画コメンテーター、タレント、女優、プロレスラーと幅広い活動を展開。レギュラーは『王様のブランチ』(TBS系)、『ALL GOOD FRIDAY』(J-WAVE)など。
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