ジーンズ(デニム)のシンプルな洗濯術と、自分でできるリペア術を「シュガーケーン」福富さんが伝授!

日々愛用している“相棒たち” をぜひとも労ってあげたいもの。デニム、ブーツ、革ジャン、アクセサリーなど、アメカジ好きのワードローブに欠かせないプロダクトのメンテナンス法を、基本から応用までご紹介します! 今回は「ジーンズ(デニム)」のメインテナンスと自分でできるリペア、そして経年変化を楽しむための保管術を「シュガーケーン」の福富さんに教えていただきました。

「シュガーケーン」企画統括・福富雄一さん|パタンナーとしての経歴を持ち、企画の統括のみならず自らサンプルを制作して改良を重ねる。ディテールからパターンに至るまでヴィンテージの魅力を追求する職人

シンプルイズベスト! 福富さん流デニムの洗濯「“洗剤は入れずに短い時間で”が肝」

STEP1.洗剤は入れずに短い時間で洗濯

デニムを裏返して洗剤を入れずに5〜6分程度の洗いを行う。洗い過ぎによる色落ち防止と、糊を少しだけ残すため、あえて洗剤は入れない。

STEP2.軽く脱水する

引き続き裏返しの状態で、1〜3分程度の脱水を行う。基本、洗濯機の脱水時間は標準で5分〜10分と長めに設定してあるが、最低限の脱水で十分。

STEP3.潔く天日干しで乾かす

風通しの良い場所で半日ほど天日干し。パンツハンガーで挟むのではなく、木製ハンガーをウエスト部分に引っ掛けて干すのが福富さん流。

STEP4.目指せ理想の色落ち

理想のジーンズを手に入れるためには、こだわりのマイルールを持っておくべし。方法はいくつもあるのでまずは簡単なものから実践してみよう。

自宅でできる簡単なデニムリペア

用意するもの

ピンクッション、糸 、糸切りバサミ、目打ち、ほつれ止め、当て布。

【ボタンホールのほつれ直し】

STEP1.ボタンホールの外から内へとぐるぐる縫っていくのだが……

STEP2.糸を引っ張りきらず、途中で止めて輪を残しておく。

STEP3.その輪のなかに針を通す。

STEP4.最後まで引っ張り①の手順へ戻る。①〜④を繰り返す

①〜④を繰り返し、ボタンホールをぐるりと一周。この縫い方を「ボタンホールステッチ」と呼ぶ。穿き込みが進むにつれて、徐々に摩耗するボタンホール。放っておくと穿いているときに勝手にボタンが外れてしまうこともある。慣れが必要な縫い方ではあるが、一度習得してしまえば基本的にはどんなジーンズにも流用できる方法なので、ぜひ実践したい初級のデニムリペア術だ。たとえ下手でも自分でリペアすることで愛着が深まる。

この記事を書いた人
阿部颯太
この記事を書いた人

阿部颯太

雑食系カメラマン&編集者

1999年生まれ。宮城県出身。大学卒業とともにカメラマンになるために上京。くるくるのロン毛がトレードマークで、イメージ通りの70sな雰囲気の服装を好んで着ることもあるが、アウトドア系も好きだったり、とにかく一度着てみたい雑食系。かっこいい大人になることを目標に、トラッドな服装も勉強中。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...

100本限定生産の「エイトG」大戦モデルは、春にぴったりの履き心地とメリハリのエイジング

  • 2026.04.02

無骨なまでに肉厚なデニムで知られるエイトG。その中でも比較的穿きやすく、この時期にぴったりの一本が、第二次世界大戦期のディテールを落とし込んだ大戦モデルだ。特濃インディゴで染め上げた糸ならではの、メリハリの効いたエイジングは、自分だけの一本になること間違いなしだ! ワイドシルエットが生む、クラシカル...

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

これまでで一番“アイビー”なクラークス誕生! 2026年春夏の新作にペニーローファーやボートシュー ズも登場

  • 2026.04.27

「クラークス」が2026年春夏の新作として発表した「デザートアイビーコレクション」。ブランドのアイコンである[デザートブーツ]や[ワラビー]、[デザートトレック]はアイビーらしい配色に落とし込まれ、アイビーの定番靴であるペニーローファーやボートシューズも顔ぶれに加わる。英国、アメリカ、日本。各国のカ...

Pick Up おすすめ記事

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

これまでで一番“アイビー”なクラークス誕生! 2026年春夏の新作にペニーローファーやボートシュー ズも登場

  • 2026.04.27

「クラークス」が2026年春夏の新作として発表した「デザートアイビーコレクション」。ブランドのアイコンである[デザートブーツ]や[ワラビー]、[デザートトレック]はアイビーらしい配色に落とし込まれ、アイビーの定番靴であるペニーローファーやボートシューズも顔ぶれに加わる。英国、アメリカ、日本。各国のカ...

夏を装いが物足りない時のひと工夫。涼しげな素材と優しい配色で気軽に“レイヤード”を楽しむ

  • 2026.04.16

シャツとジーパン。それだけで成立することは分かっていながら、やっぱりちょっと物足りない、と感じたときに思い出してほしいキーワード。それは、レイヤードだ。ぜひ夏の装いのひと工夫に加えてもらいたい。 涼しげな素材×優しい配色のレイヤード 夏に着るトップスはシャツとインナーだけになりがち。だが、シャツの下...

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...