BJクラシック コレクションのコンビフレーム
近年メガネのトレンドが徐々に分かりづらくなってきました。2000年代に入ってタートオプティカルのようなクラシックフレームが大流行し、その後はそれに匹敵する流行はあまりない状態。現在も分かりやすいトレンドはないですが、ショップやメーカーの方と話していると、「王道シェイプでも少しだけ変わったところがあるメガネ」や「見た目に反して語りどころが多いメガネ」が売れやすい傾向にあるとのこと。
僕が最近気になったBJクラシック コレクションのメガネもそのひとつだと思います。数年前に流行したフレンチヴィンテージの流れを汲む“パリジャン”シェイプですが、チタンを使った太めのブリッジがほんのり個性を主張。どんなスタイルにも馴染むけれど、他のメガネと比べると、ちょっとした外しが効いている。
実際製作の裏では、フレンチシェイプをもっと現代的でかけやすく設計すべく、リムの太さやブリッジの位置を1㎜単位で調整したと聞きました。かけた時になんとなくしっくりくる。その「なんとなく」は裏に多くの試行錯誤があることを実感させてくれた一本です。こういう「普通だけどアジがある」というニュアンスが一番難しくて、でもかっこいいんですよね。
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鯖江に本社を構える純国産アイウエアの筆頭、BJクラシックコレクションより、この秋冬の新作コンビフレーム。フレンチヴィンテージにルーツを持つ“パリジャン”というオーソドックスなシェイプに、ゴールドカラーのブリッジが品よく映える1本。長く着用しても飽きのこない普遍的なデザインだ。4万9500円(ブロスジャパンTEL0778-52-7075)

最大の特徴はゴールドのブリッジ。ノーズパッドは顔馴染みのいいオレンジで、日本人にとって最適なかけ心地を実現。国産ブランドの特権だ。

近年オーバーサイズも流行しているが、こちらはいたってスタンダードなレンズ幅45㎜。結局一番かけやすいサイズ。そして安心の鯖江メイド。

王道シェイプ&カラーでどんなスタイルにもマッチしつつ、ブリッジのゴールドがほどよいアクセントとして効く。
(出典/「Lightning 2025年12月号 Vol.380」)
Photo/M.Watanabe 渡辺昌彦
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