4人それぞれこだわりまくり! ライトニング編集部員の、俺のアメカジマイルール。

個性豊かな編集部員たちは、普段からどんなルールに則って洋服を着こなしているのか? 今回は編集部の古参スタッフ4人の着こなしに関するマイルールをご紹介。それぞれのマイルールは、決して特別なものではない。いますぐ取り入れてみよう

自分の体型、ファッションの歴史。きちんと知って理解するから楽しめる。|Lightning編集長・松島親方

自分の体型を隠そうとするのではなく、いかにうまく生かした着こなしができるか、ということを大事にしている。コートやジャケットはAラインタイプが好み。

スウェットの長い袖はカットして着る

身長164㎝のぽっちゃり体型だから、XXLとか大きいサイズの服を買っても、ほとんどは袖が長いんだよね。スウェットの場合は、袖をたくし上げても肘の周りにたるみができて煩わしいからカットしちゃう。涼しいし動きやすいよ。ぽっちゃりは常に袖との戦いだからね。長さは、肘が隠れるくらいの七分丈にするかな。確か、映画『大脱走』のスティーブ・マックイーンも、スウェットの袖をカットして着てたよ。

帽子を被る時は前髪を出さない

帽子って、そもそも前髪を中に入れるのが正しい被り方だと思ってて。帽子を被ることそのものが身だしなみのひとつとされていた明治から昭和時代の男性たちを見ると、髪の毛を七三とかオールバックにきちんとセットして、前髪をあげた状態で帽子を被ってるんだよね。だからやっぱり、前髪を出して被るのは邪道だし帽子の被り方に反していると感じるな。試しに前髪を出して被ると、ほら。子供っぽく見えちゃうじゃん?

溢れる情熱は唯一無二! アイテムへの愛が育んだマイルール。|Lightning編集部・モヒカン小川

天候や気温などには左右されない確固たる革への思いを胸に、革ジャンやレザーベストなどを毎日纏い続ける。ハングロールを詳しく解説したウェブ記事も必読だ。

Uネック×イーグルクローはどんな時も欠かさない

レザーラバーとして日々愛用しているUネックシャツ。大きく開いた胸元には、ファーストアローズのイーグルクローがよく映えるんだよ。担当していたブランドのアイテムだし、敬愛する長渕剛さんとの想い出も詰まっている。幸運を呼ぶお守りみたいな存在で、ないと不安になっちゃう。思い入れの強い大切なアクセサリーと、その輝きを最大限に引き出してくれるUネック。どんな時も欠かせない組み合わせだね。

エンジニアブーツはハングロールで履く

ロールアップした裾をそのままブーツの上に引っ掛けてつくるハングロール。裾を上げることで、ブーツ全体をしっかりと見せることができる。アジが出ているシャフト部分なんか、隠しちゃったらもったいない! ハングロールの魅力でもある無造作かつ無骨な雰囲気は、絶妙なたるみ具合があってこそ。だから、ロールアップする時は最適なロール数をきちんと把握して膝下にデニムの余剰分が出過ぎないように要注意!

魅せ方で輝くアイテムたち!|Lightning副編集長・ランボルギーニ三浦

今回紹介した2つ以外にも、多くのこだわりやマイルールを持つ。たった数分間の会話からでも感じることができる知識や経験の深さは、まるで底なし沼のよう。

ベルトを巻く時はバックルを横にずらす

ベルトは、バックルの位置を正面じゃなくて横にずらして留めてる。20年以上続くこだわりの巻き方だね。ゴツいバックルが正面にあるとトップスのお腹部分が変に飛び出るから気になっちゃう。横にずらして留めれば、ベルトの柄や装飾が正面からしっかりと見えるようになるからイイなと思って。古着店で働いてた頃にベルトを作ったこともあったな。自分のデザインをHTCに別注してヴィンテージベルトを使って作ってもらったんだよ。

カジュアルなジーンズにはドレスウォッチを添える

着用しているのは、手巻き式のドレスウォッチ。ここ最近ではよく着けているうちの一本かも。今日穿いているジーンズはかなり色濃い状態だけど、色落ちしたり穴が開いたりしているような古くてボロボロのジーンズを穿く時にも合わせてる。ジーンズがカジュアルすぎる印象を与えるところを、ドレスウォッチが引き締めつつ上品さを加えてくれるから、全体のバランスがうまくとれた仕上がりになるんだよね。

細部こそが完成度の決め手。|Lightning編集部/2nd編集長・おすぎ村

腕が細いことがコンプレックスであるため、半袖に対して苦手意識あり。真夏でも長袖シャツをこだわりの方法で半袖のように捲って着ることがほとんど。

長袖シャツの袖はこだわりの方法で捲る

長袖シャツの捲り方にはこだわりがある。1回目は大きめの幅で折って、2回目は1回目の半分ほどの幅で斜めに折る。こうすれば袖の形に動きが生まれて、全体的にも抜け感のある洗練された印象に仕上がるでしょ。シャツを捲る時は必ずこのやり方をしてる。もはや癖だね。カフスから綺麗に同じ幅で2回折り返すだけの捲り方もあるけど、どこか単調で野暮ったいなと思っちゃう。折り方ひとつにも工夫って大事かなーと。

シンプルのなかにアクセントを効かせる

シンプルなスタイルには必ずアクセントを効かせてる。小さいテクニックでも全体の印象を変える大きな力があると思ってて。例えば、首元に巻くバンダナ。汗止めや襟汚れ防止としての実用性はもちろん、全体を引き締める大きな効果がある。シャツの捲り方も含めて、始めたきっかけは15年前くらい。兄弟誌の2ndでスタイリストたちと仕事をするなかで「シンプルな装いをいかにカッコ良く見せるか」を次第に意識するようになった。

(出典/「Lightning 2025年11月号 Vol.379」)

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