西部劇の舞台に迷い込んだ!? 千葉県・九十九里にあるウエスタンレストランへ。

千葉県・九十九里、突如現れるウエスタンレストラン。まるで映画のセットのような本格的な作りにここは日本なのかと、一瞬脳がパニックを起こす。レストランの奥には厩舎があり馬が走っているではないか。「THE MAVERICK」とは一体何?

まるでハリウッド映画のセットのようなレストラン。

『マベリック』を辞書で調べてみると、「一匹狼」、「型破りな人」と出てくる。どうやら元々は家畜につけられた焼印のない牛のことを指し、それが転じて家族や組織に属さず、自分の考えで行動をする人を指すウエスタン用語のひとつらしい。その名を冠にしたのが、九十九里を本店にする「レストラン ザ・マベリック」だ。

オーナーの川島哲郎さんは、本場のウエスタンカルチャーを日本にも根付かせようと、アメリカで学び日本でウエスタンスタイルの乗馬クラブを開設。厩舎にいる馬はすべてアメリカンクォーターホースという、アメリカ生まれの馬たち。本物を知って欲しいと、馬に装着するサドルやハーネスもウエスタン、乗馬の際にはウエスタンブーツを履くというこだわりようだ。広い空の下、ゆっくりと馬と戯れるのはきっと気持ちがいいに違いない。

乗馬を楽しんでお腹が空いたらやっぱりステーキが食べたい! 本物を目指すマベリックは、アメリカ産のリブアイロースを使用。赤身と脂身のバランスが絶妙で、柔らかい赤身ときめ細やかな脂身は甘みがあり噛むほどに旨みが溢れる。脂身特有の重さを感じないので、さらっといただけるのが特徴だ。自家製ソースがまた美味しく、ご飯との相性抜群。馬に乗って肉を喰らう、まさにカウボーイ気分を味わえるの店、それがマベリックなのだ。

壁などにディスプレイされた銃やカウボーイハット、写真といったディスプレイやインテリアも雰囲気を演出している。

店作りのベースになっているのは木製の電柱。オーナーが集めたそうで、付いていたプレートもそのまま活かしている。

店内を一番奥まで進むとオーナー渾身の牢獄風の個室席が現れる。バーボンのショットを飲みながらトランプで賭け事をしている、そんな画が目に浮かんでくるようだ。2室あり。

レストランの中は古材を使った本格的な作り。25年ほど前に本場にあるウエスタンレストランを模して作ったそう。店内は明るく家族でも気軽に食事を楽しめるのがいい。

レストランの奥には乗馬クラブがあり、この日は馬のオーナーさんが自身の愛馬でウエスタンスタイルの乗馬の技を披露してくれた。

乗馬をする際には、ウエスタンサドルセットし、ウエスタンブーツを履くという本場のスタイルで。気分はまさにカウボーイ! アリーナで基本レッスンの他にもトレイルもできる外乗コースもある。ぜひお試しあれ!

一番人気のカウボーイステーキのセット。リブアイロールならではのきめ細やかな脂身がとても美味しい! 醤油とニンニクベースのソースでご飯がすすむ。3500円

【DATA】
THE MAVERICK
千葉県山武郡九十九里町作田5610
TEL0475-76-9377
11時30分~15時
月曜休
Instagram:@maverik99kujyukuri

(出典/「Lightning 2025年10月号 Vol.378」)

この記事を書いた人
めぐミルク
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めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
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