秘蔵のヴィンテージを再現し、日常使いもできる逸品に。「ジェラード」が考える現代的ウエスタンコーデ。

アメリカ西部の開拓時代に、カウボーイや農夫たちが実用のために着ていた服装に端を発するウエスタンスタイルは、アメリカンファッションを語るうえで欠かせない存在だ。アメカジブランドの定番として根強い人気を誇る一方で、ここ数年はウエスタンのエッセンスを巧みに取り入れた新しいスタイルが注目を浴びている。今回は「ジェラード」に2025年版コーディネイトを提案してもらった。

本格派シャツを主役に 大人のウエスタン。

シャツ2万9700円、パンツ1万9800円、ベルト[価格未定](2026年春発売予定)/すべてジェラード(ジェラード フラッグシップ ストアTE03-3464-0557)、ブーツ14万3000円/ジェラードザブーテッド

JELADO WESTで店長を務める山本宗一さんが薦めるのは、ウエスタンシャツを主軸にしたスタイル。新作でもあるVAQUELO SHIRTは、ブランドが所有する1950年代のヴィンテージをベースに作られたもので、リベット型のスナップボタンやレインボーステッチも取り入れるなど、当時の雰囲気を忠実に再現。実用性も高いプロダクトだ。「ウエスタンスタイルのイメージは、テンガロンハットにウエスタンシャツ、ジーンズみたいなイメージがあると思いますが、そのままだとコスプレ的にも見えてしまいがち。いかに崩すかをテーマにしながら、ウエスタンとアメカジの中間的な抜け感のスタイルを目指しました」。そんなスタイルができるのもこのVAQUELO SHIRTだからこそだという。

「ライトオンスでシルエットが細く美しいので、タックインした際も腰のあたりがもたつかないんです。この部分が気になる方も多いと思いますが、その意味では理想的な一着。もちろんTシャツにさらっと羽織るアウトスタイルでも、ウエスタンな気分で着こなせます。雰囲気のあるシャツだからこそ、シンプルに合わせるだけで男らしくなりますよ」と魅力を語る。

重厚感と自由度を併せ持つこのシャツに合わせたのは、ブラックのコーデュロイパンツにエンジニアブーツ。さらにベルトがアクセントとなり、男らしく色気のあるスタイルに仕上がっている。セレクトの理由を聞くと、ファッションの第一線で長年戦ってきた山本さんらしい答えが返ってきた。

「今のスタイルであれば太めのパンツを合わせるのが正解かもしれませんが、トレンドに左右されない普遍的な男らしさも提案したくてこのパンツを選びました。デニムとコーデュロイという生地の違いも楽しめますし、ベルトがアクセントになってくれます。それとエンジニアブーツはシャフトが細くスマートなので、武骨さの中に上品さも感じられるかなと。気負わずにウエスタンを楽しんでほしいですね」

JELADO VAQUELO SHIRT [JP11115]

ブランド所有のヴィンテージがベース。ショートホーンの白タグや、リベット型のスナップボタンなどこだわりの意匠は必見。ライトオンスに仕上げることで軽快に着こなせ、タックイン時にもすっきりと収まる。完売間近だが10月に再入荷予定。2万9700円

サイドシームのみレインボーステッチとなっており、さり気なくヴィンテージ感を演出し服好きの心を鷲掴みにするポイント。

ポケットのフラップや前立て、カフスのスナップボタンはリベット型を採用。ブランドの刻印が入るオリジナルのボタン。

バットウィングとも呼ばれる象徴的なヨークの切り替えもウエスタンシャツの魅力。共生地でシンプルに仕上げている。

【問い合わせ】
JELADO FLAGSHIP STORE
TEL03-3464-0557
JELADO WEST
TEL06-6131-6730
https://jelado.com

(出典/「Lightning 2025年10月号 Vol.378」)

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みなみ188
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みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
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