英空軍も採用したセイコー初のクオーツクロノがカッコ良すぎ!

  • 2025.09.26

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「20歳から30年弱、毎日ヴィンテージウォッチを愛用してるけど、基本は機械式。クオーツに興味なかったけど、最近は’80年代の国産クオーツの「懐かしさ」が気分!」と語るライトニング編集部の古着番長・ランボルギーニ三浦がお届け!

1983年製 SEIKO 7A28 SPEEDMASTER

この精悍な顔つき、カッコいいでしょ? これらは、セイコーが1982年に発売した『スピードマスター』というクオーツモデルです。当時のセイコーはダイバーモデルの印象が強いですが、こんなにイケてるクロノグラフも出していたんです。バリエーションが多岐に渡るんですが、私が愛用しているのはダイバーベゼルが付いた、いかにも’80年代のセイコー顔の1本とベゼルのない上品な1本。同じ『7A28』というモデルなのに、ベゼルの有無に合わせて、文字盤の色・インデックス・針・ベルトのデザインまで全て異なるという点もすごいと思います。

実は私、20代はヴィンテージのオメガにハマっていました(当時はすごく安かった!)。特に70年代のスピードマスターシリーズが好きで、マーク2、マーク3、マーク4、マーク4・5、マーク5、TVスクリーンなど種類が色々あるのですが、この7A28にはそれらと同じ匂いが感じられて好きなんです。最近は海外でもセイコーブームで価格高騰。これらも珍重されています。日本のお店でも滅多に売ってないですが、個人売買ならまだありますので探してみてください(個人売買なら実勢価格3〜6万円)。今のうちに手に入れておくべきモデルですよ!

1982年に発売したセイコー初のクオーツクロノグラフ、『SPEEDMASTER』というモデル。その最初期が7A28という品番で、左がダイバーベゼル付きの7A28-7040、右がベゼル無しの7A28-701A。他にも様々なバリエーションが存在し、中にはジウジアーロがデザインしたものも。英空軍は1980年代半ば〜’90年に7A28-7120を採用した。

8時位置にリューズがあり、2時、4時、10時にプッシュボタンが付くのが特徴。私の7A28-701Aは1983年3月製造の1本だ。

基本構造は同じでダイバーベゼルが付く7A28-7040というモデル。文字盤の色が濃く、ロゴもアプライド。こちらも1983年製。

一見同じベルトだが、実はデザインも構造も異なっているのがすごい! 当時のセイコーのこだわりが存分に感じられるディテールだ。

(出典/「Lightning 2025年10月号 Vol.378」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

なまため

2nd(セカンド)

I LOVE クラシックアウトドア

なまため

みなみ188

2nd(セカンド)

ヤングTRADマン

みなみ188

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部