アメリカのフィルターを通した馴染みのあるグッドデザインが多く揃う「オブジェ・イースト」
1991年に京都で創業され、従来の眼鏡店にはないファッション的な提案や商品構成でメガネセレクトショップの草分けとなったオブジェ。その東京店が、2000年に銀座でオープンした当店。
7各店でオーナーが敬愛する1950〜60年代の旧車を設計コンセプトに設けており、当店はシトロエンのDSをイメージ。アイウエアショップでは珍しく落ち着いた暗めの照明になっており、まるでギャラリーのようにブランド毎にディスプレイされている。
またヨーロッパ発信のブランドでもアメリカのフィルターを通したデザインを中心としているのもポイント。その理由は、日本人はアメリカを媒介して様々な感覚を吸収してきたので、親和性が生まれるからだ。
メインストリートより2本並行する落ち着いたロケーションに位置する。
店内は、まるでギャラリーのようにアイウエアがディスプレイされている。
アイウエア店としては非常に大型のため、壁にも贅沢にディスプレイされており、主要の人気ブランドが一堂に介している。
「オブジェ・イースト」店長・猪股蔵人さん|銀座という土地柄、敷居が高いと思われますが、店舗理念として、ファッションを提供すると同時にお客様へ安心感を感じてもらうことを大切にしています。アフターサービスも万全です。
【DATA】
東京都中央区銀座2 丁目8-9 木挽館銀座ビル1F TEL03-3538-3456 11 時 〜20 時 無休 https://www.obj.co.jp
「オブジェ・イースト」で見つかる、おすすめのメガネ3選
ペルソール
スティーブ・マックイーンが映画『華麗なる賭け』やプライベートで愛用していたことでも知られるフォールディング仕様の名作714。当時の仕様を精巧に再現。6万4570円
カトラーアンドグロス
英国の人気映画である『キングスマン』とタッグを組んだ公式モデル。MP0847は、劇中で主人公のアイコンとなっているモデル。クラシックなスクエアシェイプ。7万2600円
ジャックマリーマージュ
LA発の注目ブランドの定番ゼフィリン47。1940〜50年代のフレンチヴィンテージをメイドインジャパンで再構築。すべて少数生産のため、買えるチャンスが少ない。14万3000円
(出典/「Lightning 2025年9月号 Vol.377」)
Text/K.Okamoto 岡本546 S.Sato 佐藤周平 Photo/S.Kai 甲斐俊一郎 K.Hayashi 林和也 T.Furusue 古末拓也 S.Omura 大村聡志 T.Katayama 片山貴博 M.Watanabe 渡辺昌彦