あなたも使ってますか? 熱帯夜には洒落たサーキュレーターが欠かせない

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「ご存じかと思うが、サーキュレーターの風を直接長時間体に当て続けると、低体温症になってしまうので、特に寝ている間は風を天井などに向けるのが得策です」と語るライトニング編集部の紅一点・めぐミルクがお届け!

Electroluxのクラシックサーキュレーター

とうとう本格的な夏がやってきた。今年はいつ梅雨だった? と思うほど雨が少なかったけれど、その分6月から猛暑続き。先月の校了直後、東京はかなり暑かったらしい。らしいというのは、ちょうどそのときポルトガルに行ってたので、その暑さを体感しなくてすんだのだが、去年のあの猛暑を考えると、正直日本に帰ってきたくなかった。ポルトガルが快適すぎた。案の定、帰国してからの帰り道、まとわりつく空気にやられた。そしてこの間の台風。信じられないくらいの湿度の高さに、またやられた。

けれど、ため息ばかりついてはいられない。まだ始まったばかりのこの夏をどうにか乗り切らねば(原稿を書いているのは初夏)。っで、朝の情報番組を見ていたら、冷房とサーキュレーターの活用法が紹介されていた。そういえば10年くらい前に買ったサーキュレーターがあるじゃん! よっし、今年はコレだと早速使い始めた。

これがまた思っていたよりもすごくいい。熱帯夜、いつもなら冷房を付けて寝てると寒くなって切り、結局暑くてまた付けるの繰り返し。もうヘトヘトだ。温度を少し高くしてサーキュレーターと併用したら、朝までぐっすり眠れた。昼間も然り。室内の空気が撹拌されることで、結構気持ちいい。やってみるもんだな。もしかしたら今年はこれで乗り切れるかも。

クラシカルでシンプルなデザインで、どんな部屋に置いても違和感がなかそうだったので購入。約W400×H390×D200㎜、約3.8㎏と決してコンパクトとはいえないが、持ち運びはしやすいので問題なし。ボディの角度を自由に変えられるのもポイントで、直接風を当てることもできるし、天井に当てたりクーラーの風の向きを利用して使うこともできる。調べてみるとエレクトロラックス・グループは日本での業務を終了しているようだ。

カバーを外すことができるので、ファンや網に付いたホコリや汚れも簡単に掃除できるのもいい。お手入れが簡単なのはポイントが高い。

首振りは約100°までフレキシブルに可動。普段は真上よりもやや斜めにして、天井付近の空気が撹拌されるようにしている。

つまみタイプのスイッチ。風の強さは3段階から選べ、「3」にするとかなりの強風が起こるので、室内では「1」にしている。

(出典/「Lightning 2025年9月号 Vol.377」)

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めぐミルク
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めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
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