DEADSTOCK BLUEの“ONE OF A KIND”な色落ち。
ウエアハウスがヴィンテージデニムの風合いを追求しつづけて今年で30年を迎える。試行錯誤を繰り返しながら5年前に辿り着いた答えが、DEADSTOCK BLUEだった。
様々な年代に作られたヴィンテージデニムの「デッドストック」を徹底的に再現するだけでなく、現代まで長きに渡って保管され続けてきたことによる独特の経年変化まで再現することにこだわった。このデッドストックならではの経年変化した状態から穿くことで、このレーベルは想像を絶するといっても過言ではない色落ちを見せてくれるのだ。
いまだに品薄の状態が続いているこのレーベルより、直近で入荷した大戦モデルをここで紹介する。その圧倒的な迫力の色落ちをぜひ体感していただきたい。
【DEAD STOCK BLUE】Lot S1003XX(1000XX) 1942 MODEL
こちらはDEADSTOCK BLUEの大戦モデル『Lot S1003XX(1000XX) 1942 MODEL』を約1年間穿き込んだもの。洗うことでデニムが縮み、デニム自体のオンスが高くなり、大戦モデルらしい荒々しい風合いと濃い色合いになる。メリハリのあるコントラストの効いた色落ちが特徴で、デニム表面にかなり凹凸があることで生まれる独特のボツボツとした点状の色落ちも1940年代までに多く見られる特徴だ。
DEADSTOCK BLUEらしいのは、全体的に黄色がかった色合い。未使用品とはいえ、ヴィンテージのデッドストックは長年ずっと保管され続けてきたもの。その歴史がこのような色合いを生む。このシリーズは新品でありながら、デッドストックそのものでもある。
今や5ポケットのヴィンテージジーンズの中で人気絶頂といえるのが「大戦モデル」だ。こちらはその一級品のデッドストックをもとに再現した。廃止されたはずの股リベットが残り、袋布にはシャンブレー、ネルよりも珍しいといわれるライトオンスデニムを使用。部材は大戦仕様となっていて、仕上げは飾りステッチの代わりに赤いペンキが使用されている。混沌とした時代の中で生まれたこの超絶的なディテールは、大戦用のややコシのあるデッドストックブルーデニムだからこそ、さらに引き立つのだ。3万4100円
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http://www.ware-house.co.jp
(出典/「Lightning 2025年8月号 Vol.376」)
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