夏の男靴に、ロメオシューズはいかが?

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「最近のトレンドとして“ノーティカル”がキーワードになっているそうです。要はマリンテイスト。確かに展示会でもボーダーのアイテムが頻出しているような」と語る編集部・パピー高野がお届け!

ビルトバックのロメオシューズ

前号でも「これまではあまり縁のなかったブーツが最近気になっている」とワークブーツを紹介しましたが、まだその熱は冷めやらず、今回もブーツをルーツに持つ革靴を紹介させてください。

みなさんご存知アトラクションズによるブランド「ビルトバック」よりロメオシューズ。恥ずかしながら、“ロメオシューズ”が何を指すのか分かっていなかったのですが、サイドゴアブーツの短靴版のことだったんですね。ちょっと調べたところ、19世紀後半〜20世紀初頭にかけて、農夫や職人の作業靴として重宝され、1920年ごろまではルームシューズとしても履かれていたようです。

たしかに、ハイカットよりもさらに脱ぎ履きしやすそう。しかも短パンに合わせたときにハイカットよりもバランスが良さそうなので、「いいこと尽くしじゃないか!」と、これまで通ってこなかったことを後悔。

エンジニアブーツを得意とするビルトバック製なら、最初のロメオシューズに選ぶとしても、「超」がつくほど安心です。肝心のアッパーはキップスキン。優れたクロム鞣しの技術を持つ国内トップタンナーで鞣したフランス原皮は、カーフに匹敵するきめ細やかさと、カーフ以上の厚みがあり、エイジングも存分に楽しめます。

サイドゴアを携えたローカットタイプのロメオシューズ。ビルトバックの定番アイテムであるエンジニアブーツ同様、着脱のしやすさが抜群で、かつ背景やデザインから同ブランドらしさもしっかり薫ってくる渾身の一足。1940年代の木型をもとに、イチからロメオブーツ専用木型を開発している。8万5800円(アトラクションズTEL03-3408-0036)

仏原皮のキップスキンを使用したコンビ鞣しのガラスレザー。写真のとおり、アジのある経年が魅力。

耐久性が高く、履き心地と足馴染みの良さも備えたマッキサルバトーレ社製オークバークソールを採用。

アトラクションズが手がけるブランド。定番のエンジニアブーツや熊ジャンは、世界中で高評価を獲得。

(出典/「Lightning 2025年8月号 Vol.376」)

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パピー高野
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パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
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