シルバースミスの身を守ってくれるタフなカバーオールが必須。
ネイティブアメリカンの伝統的な手法を用いりながらも、モダンなオリジナルジュエリーを展開するラリースミス。スタッフたちのユニフォームは、それぞれが私物として持ち込んだカバーオールだ。
セールスの中村さん(上の写真右)はフレンチヴィンテージのヘリンボーンカバーオールで、ファクトリースタッフの野口さん(上の写真左)は ’30s のヴィンテージをモチーフとしたポストオーバーオールズのヒッコリーストライプジャケットを着用。
工房では製作の際に高温となるシルバー や劇薬を使うこともあり、上半身を守ってくれるタフなカバーオールは欠かせない存在だと言う。着ているジャケットには、ダメージが多々あり、リアルなワークウエアとしての色気が漂っていた。
アメトラとワークをうまくブレンドしているのが好印象なセールスの中村さんの着こなし。フレンチのヴィンテージカバーオールにトラッドなBDシャツをコーディネイト。ジャケットの襟にはさり気なくラリースミスのアイコンであるカゼキリフェザーのピンズをアクセント使いしている。
味のあるヴィンテージのカバーオールを着用しているので、バランスを取ってあえてタックイン。ベルトはラリースミスのオリジナル。
ワークウエアらしい大きなポケットが付いているので、様々な道具を収納することができる。大きめのサイズ感が運動性も◎
作りにもっとも手間暇が掛かっていた’20〜’30年代のカバーオールをモチーフとしているので、アイコニックなチンストラップが付いたデザイン。
この焦げて穴が空いている箇所は、よく見るとバングルの形。熱した状態で誤って落ちた際にダメージを負ったというから、ワークウエアのタフな生地は欠かせないという。
【DATA】
LARRY SMITH
東京都目黒区五本木2-25-10
TEL03-5794-3755 11時~19時 月曜定休
https://larrysmith.jp
(出典/「Lightning 2024年11月号 Vol.367」)
Text/S.Sato 佐藤周平 Photo/M.Watanabe 渡辺昌彦
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