メンズ誌編集者の散財ダイアリー! 奇跡のサイズとの出会いに終止符を打ってくれたオシャレ麦わら帽子に出会う。

高温多湿の夏のおかげで寝苦しさ全開の日本。それに拍車をかけるような昨今の熱波はいかがなものか。ファッションがシンプルになるこんな季節こそ、アクセサリーやハットが大活躍してくれる。ただひとつの悩みは、頭のサイズが小さい筆者はハットのサイズが日本の既製品ハットではほぼ皆無という悲報。でもそんな悩みを解決してくれる夏用ハットに出会った。

ハット難民に朗報。サイズ調節可能なハットがあったんだ。

ハットは好きでいくつも持っているんだけど、筆者の悩みは頭のサイズが小さいこと。アメリカのステットソンでは7(56cm)とか7 1/8(57cm)という小径がジャストフィット。日本のハットではいわゆる吊しのレディメイドでは58cmからというサイズが多く、いつもハットは海外に行ったときに手に入れたり(海外、とくに欧米人は頭が小さいのでサイズの小さいハットが豊富)、日本でもオーダーメイドしなくてはいけかったり、サイズ調整用のテープを貼ったりというハット難民なのである。でもハットはコーディネイトのアクセントにもなるので大好きだから気に入ったハットに出会ってもサイズが合わないなんてことも珍しくない。

そんなときに原宿にあるTHE FAT HATTERで代表の菊地さんと会話していたときに事件が起きる。というのも夏にはよく海外で昔手に入れたパナマハットを愛用することが多いんだけど、さすがに昨今の日本の暑さでは汗がダラダラ。これってどうなの? と聞いたのが発端。

「今の日本の高温多湿だと、パナマハットは汗などの水分が大量に染み込むのはあまりよくないんですよね。そもそもここまで湿度の高い環境を想定していないので」と菊地さん。

せっかくの夏用の高級ハットの代表格であるパナマハットでも、天然素材ということもあって、同じモノを毎日のように着用して汗を大量に染み込ませてしまうのはおすすめできないと。

ってことは買い足していくつかのハットをローテーションした方がいいってわけだ。でも私の頭のサイズだとオーダーになってしまうよね? と聞いたところ。

「Mr.FATMANにサイズ調整可能なストローハットがありますよ。これおすすめです。しかもレディメイドなので、価格も優しい設定です」という値千金のアドバイスが。

本来ハット愛好家にしてみればサイズ調整ができるハットは邪道という意見もあるようだけど、広く多くの人に国内のファクトリーメイドのキャップやハットを楽しんでもらいたいというMr.FATMANブランドにはそんなナイスなモデルがあるんだと。これは完全に盲点。

そのからくりの秘密はハットの被り口の内側にあるスベリの中にサイズが調整できるストラップが内蔵されていて、これを微調整することで、サイズを約2cmほど調整ができるというのだ。

そこで菊地さんに見立ててもらってTWO DOLLARという剣麻草とジュートが織り混ざったストローハットをチョイス。サイズ調節したら見事にシンデレラフィットになっというわけ。コロナ禍以降、海外にもなかなかいけないご時世でも、これでハット難民から脱出。麦わら帽子なんて久々に買ったけど、大人の麦わら帽子は実にカッコがよろしい。そんなこんなでこれからの猛暑にも負けない最高の相棒に出会ったというお話しでした。ハットのサイズで悩んでいた方や女性にもこれおすすめです。

日本のハットクラフトマンとしてパイオニア的存在の菊地さんが今回特別に私のハットをチョイスしてくれた。原宿のアトリエ兼ショップにはハットのオーダーからレディメイドの既製品までそろう。

こちらが今回ゲットしたストローハットであるTWO DOLLAR。素材は剣麻草とジュートをブレンドしたデッドストックをチョイスして、クラウンは高さ11cm、ブリムは8cm、リボンはブラウンという仕様。ほどよくクラシカルなスタイルが素晴らしい。1万7380円

クラウンはクラシカルなティアドロップシェイプ。ブリムはテーピングが施され、これもデザイン上のアクセントとして利いている。

サイズ調節はハット内側のスベリ部分に内蔵したストラップで調整可能。Mで56~58cm、Lで58~60cm、XLで60~62cmくらいに対応してくれる。普段なかなかサイズの無い筆者にもジャストフィットが可能。外からはまったくわからないので、これはうれしい。

リボンにはアメリカの2ドル札(幸運のモチーフ)をイメージしたカタログフラッシャーが刺さる。お好みで取り外すことも可能。

Mr.FATMANは国内の専門工場によるファクトリーメイドで、日本の昔ながらの職人技術を使ってハイクオリティながら手に取りやすい価格帯を実現させるブランド。ハットだけでなくキャップなども展開している。

色気を出して装飾用のリアルフェザーも購入(2200円)してすぐにカスタムしてしまうのが悪いクセ(笑)。カスタムすれば自分らしいハットを既製品でも演出できるぞ。

【DATA】
THE FAT HATTER
東京都渋谷区神宮前6-16-6-2F
TEL03-6450-6506
営業時間:13時~19時(平日)、12時~19時(土日祝) 不定休
https://thefathatter.com

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

【Highland2000×2nd別注】ヴィンテージのスクールマフラーに着想を得たトラディショナル スクールマフラー登場

  • 2026.01.23

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 昨年に続く、第2弾コラボレーション! 【Highland2000×2nd】トラディショナル スクールマフラー 昨年大...

【KEATON CHASE U.S.A.×2nd別注】大人のための、ちょうどいいシャンブレーシャツ登場!

  • 2026.01.25

ライトオンスのシャンブレーを使用した、米国のシャツファクトリー「キートンチェイスUSA」の定番プルオーバーシャツ。カジュアルな要素を備えながらシャツ本来のきちんと感も残したこのアイテムを、2nd仕様に別注。胸ポケットの作りや前立てのボタンの数などを微調整し、すっきりと大人な印象にまとまっている。 >...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

Pick Up おすすめ記事

オリジナル建材で古民家をスタイリッシュにリニューアル! ビフォーアフターを大公開!!

  • 2025.12.28

2025 年の夏の時点では床だけが施工されただけの古民家を再び訪れると、当時とはまったく違う姿になっていた。カントリーベースはこの家にどんな魔法をかけたのか? 何でもない空き家が宝物なる材料と技術 [caption id="attachment_887933" align="alignnone" w...

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

憧れの平屋が実現できる! かつてスクリーン越しに憧れたアメリカンハウスで暮らす

  • 2025.12.31

かつてスクリーン越しに憧れた、夢が詰まったアメリカンハウス。到底叶わないと思っていたその景色が、実は日本でも実現できるそうなんです。新婚ホヤホヤの編集部員、パピー高野とジョージが、アメリカンスタイルを得意とする、埼玉県を中心に海外スタイルのお家を手掛ける注文住宅・輸入住宅の専門店「古川工務店」の住宅...

【Highland2000×2nd別注】ヴィンテージのスクールマフラーに着想を得たトラディショナル スクールマフラー登場

  • 2026.01.23

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 昨年に続く、第2弾コラボレーション! 【Highland2000×2nd】トラディショナル スクールマフラー 昨年大...

こんなコスパのライダース、見たことある? 「中田商店」のオリジナルブランドのライダースを侮るなかれ!

  • 2025.12.29

東京・上野にある老舗ショップ、中田商店。そのオリジナルブランドが「モーガン・メンフィスベル」だ。中田商店というと、ミリタリーのイメージが強いが、モーガン・メンフィスベルでは、ミリタリーをはじめ、様々なレザーウエアを展開している。もちろん、ライダースのラインナップも豊富。今回は珠玉のライダースを紹介す...