所有欲をかき立てるヴィンテージスニーカー13選【アウトドアシューズ編】

ヴィンテージの魅力はスニーカーも変わらない。一般的に寿命は約3年といわれているため、ヴィンテージスニーカーは劣化しやすく躊躇してしまうが、所有欲をくすぐる。ここでは個性的なデザインや素材、頑丈さが魅力のアウトドア用のスニーカーに注目。これらのアイテムを眺めると、いつの時代も山や海遊びをとことん楽しむためのスニーカーへの追求は常にされていることがわかる。当時が考えるどんな環境にも対応するアウトドアスニーカーは現代へと受け継がれているのだ。

1.adidas TREKKING SNEAKER

’80sの西ドイツ製。スニーカーのミッドソールにボブソールを思わせるグリップ性の高いアウトソールを合わせたモデルで、ブーツのようなDカンを採用。ダークブラウンレザー。サイズ 11。3万2780円(コモン TEL04-7166-5433)

2.CONVERSE U.S.ARMY JUNGLE SHOES

’40年代のもので湿地を歩く時に滑らないようにフェルトソールが使われている。コンバース製のこのモデルらしいボテっとしたフォルムが特徴だ。硬化や劣化の可能性があるため、価格は未定(セーラーズ TEL03-5306-6887)

3.CONVERSE ALL STAR

クライミングシューズをスニーカーに落とし込んだ’80sモデル。紙フラッシャーには「CONVERSE MOUNTAIN CLUB」とあるのがまた良い。米国製のデッドストック。サイズ8 1/2。2万1780円(デザートスノー 千葉 TEL043-225-9600)

4.NIKE CALDERA

1989年製のACG(All Conditions Gear)前のモデル。トレッキングスニーカーとしてカラーバリエーションが豊富だったことで知られる。サイズは7 1/2。1万5180円(カメレオン ウェア ハウス TEL03-3478-4778)

5.L.L.BEAN CAMP HI

’90sのコンバース別注。グリーンキャンバスでトゥやソールのサイドテープも同色で統一。独自デザインのラバーあてが特徴的。硬化や劣化の可能性があるため、価格未定(セーラーズ TEL03-5306-6887)

6.NIKE LAVA HI

’80s後期に登場したモデルで、ベージュスウェードのトゥを採用。ラバーの酢ウォッシュ部分や踵上にパッチ割れがあり、劣化の可能性が高いモデルなので了承して購入すべし。サイズ8。1万780円(コモン TEL04-7166-5433)

7.NIKE ACG AIR MOC

’90s後期のナイロンメッシュ素材を採用したエアモックで、スタイルなどを変えずに素材を変更した。箱付きデッドストックで、サイズは9。2万680円(カメレオン ウェア ハウス TEL03-3478-4778)

8.NIKE CALDERA PLUS 3/4

ブラウンスエードにブラックナイロン、グリーンスウォッシュを合わせた1993年製のACGモデル。箱付きのデッドストック。サイズ9 1/2。1万7490円(デザートスノー 千葉 TEL043-225-9600)

9.NIKE AQUA SOCK

’80年代中期から後期にナイキのマリンスポーツ向けとして発売されたアクアギアラインのシューズの復刻版。2001年製のグレーモデル。サイズ10。価格未定(ミスターチャビー TEL03-6304-9566)

10.adidas アウトドアスニーカー

湿地で活動しやすいフェルトソールを採用した2000年代のアウトドアスニーカー。オレンジナイロンとブラックの組み合わせがかっこいい。サイズ 10。1万2980円(カメレオン ウェア ハウス TEL03-3478-4778)

11.NIKE ACG AIR BAKED LOW

あらゆる環境に対応したACGモデルで、AIR MOCの後に出たベイクド。これは、ウールフェルトのファーストモデルに続いて登場したファーモデルだ。サイズ10。価格未定(ミスターチャビー TEL03-6304-9566)

12.NIKE AGC POCKET KNIFE

三角ACGロゴが入った2000年製モデル。踵が折れるので小さくして収納でき、携帯に便利。箱付きのデッドストック。サイズ 10。2万7280円(カメレオン ウェア ハウス TEL03-3478-4778)

13.NIKE LAVA HI

’80s後期のLAVA HIと同世代と思われる。グレーレザーのトゥはマグマなど思わせるデザインだ。ナイロンとの切り替えは通気性を考えられたからだろうか。サイズ 9 1/2。2万1780円(コモン TEL04-7166-5433)

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年9月号 Vol.365」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

Pick Up おすすめ記事

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...