初代フェアレディZをオマージュしたスペシャルなZが登場。ただしアメリカで(涙)

フェアレディZといえばアメリカでも多くのファンを獲得した人気モデル。現行モデルは第6世代で、そのデザインは初代フェアレディZをオマージュしたことで往年のファンにも広く受け入れられている。そんなZがアメリカでヘリテージエディションを登場させた。初代240Zのイメージをさらに投影させたネオクラシックなスタイルに旧車ファンも「むむむ」となっている。

初代ダットサン240Zを思わせるニクイ演出。

初代フェアレディZといえば日本の国産旧車としても高い人気を誇るモデルってだけでなく、北米市場でも多くの人に受け入れられたモデル。発売当時からアメリカを中心としたレース活動にも積極的で、好成績を収めることで、まさに日産の世界戦略を担った歴史的な純国産GTカーだった。

そんなフェアレディZの現行モデルに、スペシャルなモデルがアメリカ市場に投入される。2004年式ニッサンZヘリテージ・エディションと名付けられたこのモデルは、Z誕生55周年である2024年を記念して企画されたモデルだ。

その内容は初代ダットサン240Z(1969年式)をオマージュして、フロントグリルが初代モデルを思わせる上下に2分割したタイプに。それだけでなく、通常ラインナップにはないニュー・サイトオレンジのボディカラーに、アクセントでブラックのデカールでお化粧。さらにはクラシカルなデザインの8本スポークのホイールを履くなど、なかなか旧車好きをうならせるスタイリングになっている。

現在は北米市場のみで、納車は2024年の夏から、価格は5万9135ドルからとアナウンスされている。

残念ながら日本市場への投入は未定。なんせ現在Zは注文停止中ということもあって、現状はアメリカのZファンのみが楽しめる。アメリカ人がうらやましいぞと思う日本のZファン、国産旧車ファンも多いんじゃないかな?

フロントグリルが上下に2分割され、前後にオーバーフェンダーを装着。これだけでぐっと初代240Zらしくなる。ボディカラーは通常モデルにはないオレンジ(日本仕様にはオレンジが標準で存在)を採用することでさらに初代Zのイメージを思わせる。

フロントからリアに伸びるブラックのストライプは左右非対称のデザインでデカールによって演出。ベースとなるのがパフォーマンスグレードなので、リアハッチにはウィングも標準で装着される。

搭載されるエンジンは3リッターV6をツインターボで過給することで400馬力を発生させる強心臓。コンパクトなボディも手伝ってスポーツカーらしい走りを体感できる。トランスミッションは6速マニュアルか9速ATをチョイスできる。

通常モデルにはない8スポークのクラシカルなデザインのホイールがセットされる。19インチでグロスブラックにするあたりがモダンだが、往年のワタナベ8スポークを思わせる仕上がり。オーバーフェンダーとの相性もぴったり。中に見えるブレーキはニッサンのパフォーマンスブレーキで、真っ赤なキャリパーがアクセント。駆動系ではスポーツカーの必須アイテムであるリミテッドスリップデフ(LSD、もしくはノンスリ)も標準搭載。

リアのクォーターパネルに輝くZのエンブレムはこのモデルのみヘリテージエディションのデカールが追加される。さり気なく特別なモデルであることを主張する。

内装はブラックで統一。インパネはデジタルメーターだけど、ダッシュボード上に3連のアナログゲージがセットされるZらしいインテリアはそのまま。アメリカ仕様なので左ハンドルだ。

この記事を書いた人
ラーメン小池
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ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
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