197台のみ生産された、希少な中でもさらにレア仕様のケンメリGT-R

多くの“R仕様”が存在するC110型スカイラン、通称“ケンメリ”。それでもやはり、本物のGT-Rがもつオーラは別格だ。ここでは希少なGT-Rの中から、さらにレアな仕様のケンメリRを紹介する。

希少なケンメリに中でも さらに珍しいヘッドの個体

前後オーバーフェンダーに加えてリアリップスポイラーもGT-Rでは標準で装着されている

スカイラインにS型DOHC2リッターユニットを搭載したスペシャルモデルGT-Rは、’72年にモデルチェンジで通称「ケンメリ」と呼ばれるC110系となった後も、このモデルにS20エンジンを搭載したGT-Rが継続してリリースされた。

オーバーフェンダーやリアガーニッシュパネルはラメの入ったガンメタリックとなるのがGT-Rの特徴。テール脇にGT-Rのエンブレムが輝く

ところが翌年に開始される排ガス規制の施行を控えて1月から4月までのたった3カ月のみの販売となり、総生産台数197台のうち195台が市販された。そんな貴重なケンメリGT-R(KPGC110 型)のなかでも、ここに紹介するのは、ロッキーオートが所有する日産純正のギアトレイン(タイミングチェーンに替わってギアでカムを駆動するシステム)を組み込んだ通称「無番ヘッド」と呼ばれる識別番号をもたない幻のヘッドを使用した個体。幻のケンメリGT-Rの中でもさらに幻という希少性の非常に高い一台である。

真上から見ると、ダイナミックなデザインのサイドビューに対してスクエアでオーソドックスなボディラインであることがわかる
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