事件もあった!? 雑誌Lightningの30年の歩みを振り返ってみた

  • 2024.04.19

別冊「Lightning 300号 メモリアルBOOK」で制作した年表を基に、その後の軌跡もたどってみた。加えて現在の編集スタッフの忘れられない「事件簿」をご紹介。本当にいろんなことがありました。

月刊ライトニング創刊からの歩みを忘れられない事件簿とともに振り返る。

1994年3月30日

月刊Lightning創刊

1999年10月

ライトニング1999年12月号(Vol.68)より、発行元が株式会社枻出版社になる。

2000年9月

松島睦、競馬雑誌より華麗なる転職。面接で聞かれたことは「本は作れる?」。「はい」と答えて合格。

2001年【事件簿】

まだ正社員でもなかった時代。野心旺盛の松島青年は、突如振られた沖縄特集、3泊4日の沖縄出張で、当時の編集長の指示を無視して、巻頭第一特集ばりの取材を敢行! 本来巻頭だったデニム特集を第二特集に追いやって、巻頭奪取。表紙では特集がデニムってなっているけど、実際は沖縄特集にしてしまった。してやったり!  この号を境に、松島の声が編集部内で大きくなっていった「松島親方」

2002年5月

小川高寛、航空雑誌より転職しライトニングに参加。

2002年5月【事件簿】

この号から参加。初日に会社に行ったら松島親方が編集部の地べたで寝てて、入社したことを激しく後悔。その日に社長から「お前、来週からLA出張に行け」と言われ、ビビる。でも初LA、楽しかった! ちなみにその当時はスキンヘッドだった。「モヒカン小川」

2002年12月

初めての別冊ライトニング、 『コカ・コーラファンブック」発売。結構売れた。松島関、別冊ライトニングの可能性を感じる。

2003年10月25日

現在の稲妻フェスティバルの前身となる「創刊10周年まであと少し、みなさまのおかげフェス横浜」が、横浜スーパーオートバックスで開催される。予想以上の来場者が詰めかけて大盛り上がり。

2004年4月

松島関、第6代目編集長に就任。それに伴い呼び名も「松島親方」に昇進、ちなみに編集長となって第1冊目の特集は『バイクとシャツが気持ちいい季節』。

2005年【事件簿】

表紙にもあるピンクのビートルを撮影後、直接成田空港に向かい、嫁(てか元嫁)とブラジルに旅行に行ったのはいいが、サンパウロで彼女がエコノミー症候群で倒れ、そのまま入院。3週間ほど帰国できなかった。表紙は俺の撮影したピンクのビートルでいくはずが、全然別の表紙になっていて、ダブルショック。「モヒカン小川」

2005年5月

小川、スキンヘッドが伸びたので髪型をモヒカンに変える。 当時のニックネームは「淋しがり屋のモヒカン曾長・小川」。

2005年10月23日

『Lightning』と『CLUB HARLEY』の初の合同読者イベント稲妻フェスティバル’05が東京・昭島で開催。司会はダチョウ倶楽部、ゲストはクレイジーケンバンド。ライブを行い会場は盛り上がった。

2006年3月30日

ライトニング誌上、最も分厚いライトニング2006年5月号(Vol.145)発売。12周年という半端なアニバーサリーながら、880ページ超える大ボリューム。重さも1㎏を超え、立ち読みしづらい仕様に。

2006年10月26日

第2回目となる稲妻フェスティバル’06が、東京・昭島で開催される。ゲストはなんとブライアン・セッツァー。 チケットを購入した人だけがライブを見られる特設ステ ージを設置した。熱狂的なファンが大勢集まり、会場は異様な雰囲気に。

2007年2月

寺門ジモンさんの人気連載 「ビバ・ジャンクフード」のニューヨークロケの最終日。 マンハッタン市内から片道30分かけてJ FK空港に向かうタクシーの中で、 ジモンさんはパスポートをホテルに忘れたことに気付き、ひとりホテルにとんぼ返りして、再び空港へ。ぎりぎりで飛行機に間に合った。本人猛省。

2007年10月26日

第3回目の稲妻フェスティバル2007が、会場をお台場に変えて開催。水曜日に太平洋上で発生した台風が、史上最速のスピードで土曜日の夜に関東を通過。暴風雨で開催が危ぶまれたが、稲フェス当日の日曜日は、台風一過の奇跡の快晴。 松島親方、「台風は俺が飛ばした」と神発言。

2008年3月

14周年特大号の締め切り後、ライトニング編集部全員で沖縄に慰安旅行。 すべて松島親方のおごりで、彼の株が一瞬上がる。

2008年7月

ライトニング2008年9月号(Vol.173)より、要潤さんが農業を行う『YESWe 農! FARIMERSTYLEへの道』連載開始。 美男子は、何をやってもカッコいいことが判明。

2008年10月26日

第4回目の稲妻フェスティバル2008が、東京・お台場で開催。 今回はダーツライブが協賛し、和フェス前日には、出展プランドの皆さんを集めて前夜祭を開催。ブランド対抗のダーツ大会を行い、上野商会チ ームが優勝。 ちなみにライトニングチームは、空気を読まずに準優勝してしまった。

2008年11月13日

寺門ジモンさんのグルメ本第三弾『降臨!肉の神様(自称)疑う前に食べなさい』の出版を記念して、HMV渋谷イベントスペースにてトークセッション&提手会を開催。大勢のファンの前で、寺門ジモン×松島親方が食について大いに語り合った。

2009年3月30日

15周年記念特大号、ライトニング2009年5月号(Vol.181)発売。特別付録小冊子は『レジェンド・オブ・ヒ ーロー』。 ジェームス・ディーンから衣笠祥雄、ケンシロウまで、チョイスに節操はないが、パンチのあるヒーローがずらりと並んだ。

2009年4月1日

三浦正行、ライトニング編集部に配属。

2009年8月

ライトニング2009年10月号(Vol.186) にて斉藤和義さん登場。ナッシュビルをスタートし、そしてブルーズの聖地メンフィス、ミシシッピへ旅した。 特別付録小冊子『俺たちの名車』付き。

2009年10月25日

第5回となる稲妻フェスティバル’09、東京・お台場で開催。 午前中はあいにくの雨だったが、会場前は長蛇の列が出来てスタッフ一同感謝。 開門と同時にお目当てのブースにダッシュする「オープンダッシュ」が定着してきたのもこの頃。 ステ ージライブは「ザ・たこさん」。

2010年【事件簿】

編集部に正式に配属になって初めて作ったムック本『ヴィンテージ古着大全』。まだ半年くらいしか経っておらず編集作業に慣れていないのに、松島親方から「古着のムック作ってみない?」と言われ、「やります!」と即答。とにかくバタバタでパニックになりながらなんとか校了。本が落ちる(発売されない)寸前の状態で、印刷所の担当者(今も同じ方)にこっぴどく怒られた。この時が現在までの編集人生でいまだ怒られ度数No.1である。「ランボルギーニ三浦」

昨年1650万円で新潟のマッシュルームが1873年製のリーバイスを販売して話題になったけど、それを金鉱跡から発掘したコレクターのカリフォルニアにある自宅を訪れ、その実物を初めて世に紹介したのがこの本だった。「一緒に金鉱跡に潜ってみる? 滑落して亡くなった友人がいるんだけどね」と言われ、最初乗り気だったのにゾッとして今回はお断り。海外取材だけでなく、計500本くらいのヴィンテージデニムを何日も徹夜で撮影したのはキツかった! 「ランボルギーニ三浦」

2010年10月

ライトニング2010年12月号で、記念すべき200号に。 多くのブランドと200号記念コラボアイテムを製作。それに合わせてLightningオリジナル織りネーム製作し、通常はレッドのところ、わずかの割合でゴールドの織りネームが混ざるという、レア感をあおるよう仕掛けたが、それに関する反響はほとんどなかった。

2010年11月3日

第6回目の稲妻フェスティバル2010、東京・お台場で開催。最高の秋晴れに恵まれ、来場者数も2万2000人に。ライトニングファームも出店し、 香川出身の要潤さんにちなんで「要うどん」を販売。 残念ながら要さんは参加できなかったが、香川県から要さんのご両親が参加し、プースを切り盛りしていた。

2011年3月

創刊17周年特大号。ショット・ワンスターのキーホルダーの付録が付き、 過去最大の売り上げを記録する。 表紙のイメージはブルース・スプリングスティーン。

2011年4月

モヒカン小川、第8代目編集長に就任。 就任記念にモヒカンを切り落とし、坊主に(その後、モヒカンに戻す)。

2011年6月

自由が丘の「パームスカフェ」にて、ライトニング主催の
第一回「アロハナイト」開催。 ドレスコードはもちろんアロハシャツ。みんなで騒いで夏を先取り。

2011年11月6日

第7回目の稲妻フェスティバル2011東京・お台場で開催。 小雨がぱらつく天候ながら、2万人を超える来場者を記録。前日にはライトニング編集部主催の稲妻フリーマーケットも開催。編集部員も出品して小銭を稼いだ。

2012年4月28-29日

デニムの聖地、岡山・児島にて「稲妻デニムフェス児島」開催。 全国各地からデニムブランドが集結し、多くのアメカジファンが詰めかけた。この時、編集部員は東京からキャンピングカーで児島に移動し、後悔した。

2012年6月3日

大阪・舞洲で、初めて稲フェス開催。 その名も「稲妻フェスティバル2012WEST」。 初の大阪進出とあって、関西以西のアメカジファンも大喜び。

2012年6月

松島親方、ラーメン小池、モヒカン小川、クラブハーレー編集長ダッタ竹内、セカンド編集長おすぎ村という編集長経験者5名で、用賀の居酒屋・とり鉄で飲んでいる時に、酔った勢いで 新ユニット「5POCKETS」結成。5人の持ち物をただただ紹介する究極の自感本 『STUFF』を上梓。その後、渋谷ロフト内のSHIBUYA CITYLOUNGEにて無謀にもイベントを開催。 業界人を中心に、温かい人たちが集まってくれた。

2012年【事件簿】

リーバイスのラベルみたいにデニムを馬に引っ張らせる企画で、当時最もヘビーオンスだったエイトジーのデニムを、ウエスタン系の牧場にて馬に引っ張らせた。馬のケツを鞭で叩いた瞬間、馬が猛り狂い、デニムは瞬殺で大破。走り回る馬に轢かれそうになり、マジで焦った。「モヒカン小川」

2012年3月30日

第8回目となる稲妻フェスティバル2012東京・お台場にて開催。当日は晴天に恵まれ、最高の買い物日和に。前日の11月3日には、同会場で第3回目の稲麦フリーマーケットが行われた。

2013年1月

白澤亜動、入社。ライトニングに配属される。初めて携わったのが2013年3月号(Vol.227)。

2013年3月31日

第2回目の稲妻フェスティバル2013 WESTが、大阪・泉大津フェニックスで開催。大阪らしく、たむらけんじ、FUJIWARA、健康ボーイズ、ギャロップと、 吉本の人気芸人たちが参加し、会場を盛り上げた。

2013年11月4日

第9回目の稲妻フェスティバル2013開催。 会場は、第1回目と同じ東京・昭島の昭和飛行機工業。その時すでに取り壊しが決定されているとあって、雨の降る悪天候ではあったが、 多くのファンが詰めかけ、最後の昭島会場を惜しんでいた。

2014年3月

創刊20周年記念特大号。青空に星条旅がたなびく表紙が、
書店・コンビニですごく目立った。

2014年4月

松本めぐみ、ライトニング配属になる。

2014年5月31日、6月1日

初のBBOの祭典「稲妻バーベキューMEAT 」が、ふもとっぱらキャンプ場で開催。 MCは“ミートソルジャー”寺門ジモンさん。羊の丸焼き実演や、BBQコンテスト、サバイバルゲーム体験やセグウェイ体験など、家族で楽しめるキャンプイベントとして、好評だった。

2014年10月25日

記念すべき第10回目の稲妻フェスティバルが、 東京・調布の味の素スタジアムで開催。 世界で人気のサイレントコメディ・デュオ「が~まるちょば」や、 なんとシークレットゲストとして西城秀樹さんが登場し、全6曲を熱唱。 みんなで「ヤングマン」を合唱し、会場はひとつに。

2014年10月

ライトニング×オガタマ酒造による、お洒落でクールな芋焼酎「HEAVYOZ」発売。

2014年12月

ライトニング2014年2月号は記念すべき250号。人気ブランドとのコラボアイテムをリース。当時の編集長と副編集長が年末の忙しい時期にホノルルマラソンに参加し、見事完走。

2015年1月

松島親方が第12代目ライトニング編集長に就任。表紙などのデザインを若干リニューアルし、ちょっとスタイリッシュに。

2015年9月

つくばサーキットで行われる、マツダ・ロードスターのみによるツーリングカーレースとして長い歴史を持つ「第26回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」にライトニングチームが参戦。27台中、24位でゴールした。

2015年11月29日

第11回・稲妻フェスティバル2015が東京・お台場で開催。雲一つない晴天のもと、過去最高の盛り上がりを見せた、JTのスモーキングコーナーでは、松島親方とモヒカン小川によるリアル版「喫煙室の密談」を披露。 本誌の連載同様、オチのないトークで聴衆を魅了した。

2015年【事件簿】

超大雪のNY出張! JFK国際空港のターミナル環状列車内に危うく閉じ込められそうになる。乗り口が閉鎖されてたんだけどなぜか列車に乗れちゃったんだよね。俺以外、誰もいなくて変だとは思ったんだけどさ。まぁ無事脱出できたんだけど、好奇心は猫をも殺す、ってことを身をもって実感!「ADちゃん」

2016年4月3日

5回目となる稲妻フェスティバル2016WEST
大阪・泉大津フェニックスにて開催。アメカジ○×クイズが行われ、優勝者にはロサンジェルス6日間ペア旅行が贈られた。

2016年【事件簿】

稲フェスWESTの道中、モヒカン小川、サカサモト、俺の三人で大阪市内にてプリクラを撮影。盛った姿がキモ可愛いと関係者内で話題に(笑)。特に綺麗なモヒカン小川は要注目だっ!(ADちゃん)

2016年12月18日

第12回目となる稲妻フェスティバル2016。東京・お台場で開催。ステージではアームレスリング大会が催され、白熱の戦いが繰り広げられた。

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部