FINECREEKを世に広める魔術師とは?

  • 2024.03.29

今や世界中にファンを持ち、レザーラバーから熱い視線を注がれるレザーブランド、FINR CREEK LEATHERS/FINE CREEK & CO.。北海道・旭川にあるセレクトショップ「TiL」の代表を務める大谷俊介さんもこのブランドに惚れ込んだ一人だ。イラストレーターとしての顔も持つ大谷さんは、独自のセンスと世界観でファインクリークをアピールし、多くのファンを獲得している。ここでは、彼のおすすめモデルを見ていくことにしよう。

イラストレーターとしての顔を持つ、アメカジ界に舞い降りた“魔術師”

「TiL」代表・大谷俊介さん

北海道・旭川にあるセレクトショップ「TiL」、決して大きいとは言えないショップながら、全国からファンが訪ねてくる名店だ。代表の大谷さんは、イラストレーターとしての顔を持ち、SUZUKI JIMMNYのオフィシャルイラストを手掛けるなど、多彩な才能を発揮している。

コミックやアニメに関しても評論家顔負けの造詣の深さを誇る彼のファインクリークに対するアプローチは独特だ。SNSを駆使して、その服の背後にあるストーリーを巧みに掬い上げ、ファンの心を掴み、虜にしていく。その手法は、まさに“魔法”。そういった意味で、大谷さんはアメカジ界に舞い降りた“魔術師”なのかもしれない。

「TiL」大谷さんのおすすめレザーモデル

1.ヴィンテージライクな茶芯を堪能せよ。|LEON CUSTOM(FINE CREEK LEATHERS)

王道のダブルライダースジャケットをベースに、1950~’70年代のディテールを取り入れ、ファインクリークが思う理想のダブルライダースを作り上げたのが、このレオン。1.8㎜厚のフルベジタブルタンニン鞣しのホースハイドを採用し、まず芯通しで茶の水性染料で芯通しで染め、その後、芯まで染めずに黒で丸染めした、いわゆる“サンドウィッチ”仕様の茶芯となっている。着込むほどにうっすらとした“面”で出現する茶芯が楽しめ、その様はさながらヴィンテージのようでもある。20万6800円~

2.男の色気を倍増させる、渾身のレザーコート。|TRACY(FINE CREEK & CO.)

ビジネスシーンでも活躍してくれそうなファインクリーク&コーの新作モデル。デザインモチーフは1930年代に見られたアビエーターコート。オリジナルはホースハイドが使われていることが多いが、デザインはそのままに、素材をベジタブルタンニン鞣しのワピチに変更して再構築した。ワピチとはアメリカの大型のヘラジカで、5.6㎜の革を2.6㎜に割って使用している。ただ、重量を考えて襟裏や袖裏などの見えない部分を1.8㎜とすることで軽量化を図っている。31万9900円~

3.革ジャン上級者が辿り着く「深紅の熊ジャン」。|INNOCENCE HORSE(FINE CREEK & CO.)

かつてリリースされ人気を博した鹿革の熊ジャン「イノセンス・ディア」のホースハイドバージョンが登場。シープムートンを贅沢に使用し、防寒性も高い。カールさせていない毛流しのムートンを採用し、腕などには1.2~1.5㎜厚のベジタブルタンニン鞣しのホースハイドを使用。油脂分を多く含ませた多脂革にすることで、深い赤色を表現している。この赤色はヴィンテージを参考に色出ししたもので、着込むほどにヴィンテージのように育っていく。インパクト大の熊ジャンだ。27万9950円~

【DATA】
TiL
北海道旭川市末広東1条1丁目1-11
営業/11時~20時
休み/水曜
TEL0166-74-3673
https://til.base.shop

【問い合わせ】
ファインクリークレザーズ
TEL050-3390-2470
http://www.finecreek.jp

(出典/「Lightning 2024年5月号 Vol.361」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部