1950年代を象徴するデニムジャケットであるリーバイスの507XXことセカンドは2枚所有。ともに初期となるレザーパッチ。パッチが欠損していても縫製のディテールで年代判別が可能。’50年代中期に紙パッチへ変更される。
’50〜’60年代のヴィンテージサングラス。メキシコ製のFAOSAをはじめ、アメリカ製、イタリア製、フランス製、日本製と多国にて攻撃的なウェリントン、ボストンタイプを収集。右はそんなアーカイブをベースに作った新作だ。各2万8600円
1950年代を象徴するギャバジャンは、いわゆるストア系ブランドでも展開されるほど、流行したデザインであった。こちらはレアなサンダーバード柄。ネイティブアメリカンのモチーフを取り入れた画期的なデザインだ。
自身が所有する最上級仕様のMAC MURRAYのウエスタンブルゾンをモチーフに作り込んだウエアマスターズの新作ジャケット。生地、ファブリック、テープをすべてオリジナルで製作した今季の力作である。7万4800円
1950年代に流行したハリウッドジャケット。その中でも西崎さんがもっともかっこいいと思うのが、2トーンスタイルのイートンホールブランドのナッソージャケット。帯付きのスペシャル。
ロカビリー好きな若者がこぞって愛用していたことから、通称ロカパンと呼ばれるアイテム。左のクロピンはピストルパンツと呼ばれ、サイドのVゾーンがガンホルダーに似ていることから、この愛称で呼ばれるように。
レーヨンと並んで1950年代を代表するシアサッカー生地を使ったオープンカラーシャツ。ここまでカラーリングやデザインの良いシアサッカーシャツは、希少であり、高値で取引されている。
フラップシュール、スリップオン、バンプシューズ、ダブルコバなど1950年代を象徴するデザインのヴィンテージシューズは、すべてマイサイズで所有する。素材で言えば、ブルースウェードもこの時代の象徴だ。
様々なバリエーションが存在し、コレクターズアイテムとなっているプリントコーデュロイの中でも珍しいパターンを用いたペニーズのオープンカラーシャツ。西崎さんらしいチョイスが光るヴィンテージだ。
西崎さんが所有するスペシャルヴィンテージのひとつであるアーガイル総柄のレーヨンシャツ。一部に使われているデザインは比較的見るが、総柄にしているのは本当に希少だ。
こちらは1950年代のシューケアボックス。中にケア用品を収納し、トップにはシューズを置けるように設計されている。靴磨きの職人も使っており、安定性を重視するために、太くて短いに脚になっているのも特徴だ。
【DATA】
Attractions
TEL03-3408-0036
https://attractions.co.jp
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning 2024年4月号 Vol.360」)
Text/S.Sato 佐藤周平 Photo/K.Hayashi 林和也
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