アメリカ発。ダッジ・デュランゴの最終年式「ラストコール」モデルに1000台限定のSRT392 AlcHEMIが登場。これで有終の美を飾る。

  • 2024.01.24

アメリカのミッドサイズSUVのなかでも、初代からV8エンジン搭載モデルを欠かすことなく、走りのイメージを前面に押し出しだしてきたダッジ・デュランゴも、同社のチャレンジャー同様、生産終了が発表された。その最終年式(2024年式)になる特別仕様の「Last Call(ラストコール)」モデルにさらなる限定バージョンが登場する。最後の年式だってアメリカ人はお祭り騒ぎをするのがお国柄。やはりそれはとんでもないハイパフォーマンスなデュランゴであったことはいうまでもない。

世界最速のミッドサイズSUVにさらなるマッスルな仕様が限定追加。

SRT392 AlcHEMIはブラックの外装にハニカム柄になったレーシングストライプを標準装備。ベースモデルとなるのはデュランゴで最速のSRTヘルキャットモデルになる。最後にして最強(あるいは最凶)モデルとなるわけだ。Photo by Stellantis

1998年に生まれダッジのミッドサイズSUVカテゴリーを担っていたダッジ・デュランゴもついに生産終了。今ではSUVでは数少ないマッスルなスペックを持ったハイパフォーマンスなモデルもラインナップし、デュランゴSRTヘルキャットにおいては世界最強のミッドサイズSUVとして君臨していた車種。

そんなデュランゴの生産終了にともなって、最終年式のラストコールモデル(最終モデルのこと)が販売されるが、さらにそのラストコールモデルのなかの限定車としてデュランゴSRT392 AlcHEMI(アルケミー)が発表された。

ベースとなるのは最終モデルのデュランゴ・ヘルキャットで、漆黒のボディにイエローをアクセントカラーにした出で立ち。

搭載されるエンジンは排気量392キュービックインチ(約6.2L)のV8エンジンにスーパーチャージャーを搭載した700馬力オーバーというマッスルなスペック。さらに通常のヘルキャットモデルとは違って、このモデルだけのエクステリアになっているのが特徴だ。

センターのレーシングストライプはヘルキャットが単色だが、このモデルではアクセントカラーのイエローを追加した2色のストライプになっていたり、イエローの縁取りになった「392」のエンブレムなど、ちょっとした違いで差別化を図ってる。

気になる生産台数は1000台限定で2024年5月から全米のディーラーに登場するという。

最後のモデルならではのスペシャルな限定車はまさに有終の美を飾るにはふさわしいモデル。早くもプレミア価格が飛び交いそう。

もちろん、ここまでハイパフォーマンスなモデルなだけに、クルマの大きさや燃費を気にしている人を度外視してでも販売してしまうのがアメリカ車らしいアプローチ。たとえSUVでも、クルマは速いがエライという愛好家たちがまだまだいるってことを教えてくれている。

特別なディテールを持った最終限定モデル。

ホイールはサテンブラック仕上げになる20インチのSRTホイールを装備。奥に見えるブレーキキャリパーはブレンボで、このモデルだけのイエローに塗装された特別仕様になる。Photo by Stellantis
シートはホールド性が高いセミバケットシートになり、もはや見た目はスポーツカー。このモデルはイエローのステッチで縫製されるだけでなく、背もたれに392の刺しゅうが入っているのが特徴。Photo by Stellantis
ステアリングの中央にはDodgeではなくSRTのエンブレムが装着され、ホワイトのLEDで発光する。ちなみにSRTとは「Street & Race Technology」の頭文字で、ダッジ、クライスラー、ジープのハイパフォーマンスモデルを生み出す部門のこと。Photo by Stellantis
これがSRTヘルキャットに搭載される392HEMIことスーパーチャージャー付きの6.2L V8エンジン。本来速さを売りにしないSUVにここまでのパワートレインを搭載するモデルをラインナップするのがデュランゴらしさ。Photo by Stellantis
LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部