古い、ボロいが好きな人にはここは天国。
世田谷ボロ市とは、東京は世田谷区の通称ボロ市通り周辺で毎年1月15、16日と12月15、16日に開催される蚤の市をメインとしたお祭りで、曜日に関係無く日時指定で開催されるというもの。つまり2024年の1月は平日開催。
そのルーツは安土桃山時代という歴史のあるお祭りで、大小様々なアンティークをメインとした露店と、ふるさと物産の露店が軒を連ねるというもの。
これだけ聞けばアメリカン・アンティーク好きにとっては縁遠いかもしれないけれど、実は和骨董だけでなくアメリカやヨーロッパのアンティークや古着なんかも見つかる。
今では東京都の無形民俗文化財にもなっているほどのイベント。寒空ももろともせずに歩いて歩いて出会った戦利品とともにその模様をお届けする。
世界各国のアンティークがボロ市通りを埋め尽くす。
ボロ市通りを通行止めして、そこに700店舗近いアンティークをメインとした露店が並ぶ光景は圧巻。もちろん来場者もハンパない。人混みをかきわけ、お気に入りに出会ったときの充実感は格別。一期一会の出会いを求めて多くのファンがやってくるのだ。
ボロ市で出会った戦利品の一部がこれ。
というわけで極寒のボロ市を散策して、ゲットしたものの一部を紹介。最近和物や民藝にも興味が出てきたこともあって現在勉強中の筆者。アメリカやヨーロッパのアンティークのなかにちょっとだけ日本のアンティークをアクセントにレイアウトするのが今のお気に入り。今度は骨董市にでも出かけてみようかと思うほど、和骨董系のイベントの魅力が急上昇中。
【DATA】
世田谷ボロ市
https://www.city.setagaya.lg.jp/setagaya/001/003/d00125000.html