黒×黄の警戒色がワイルドなんだぜぇ! BUDDY オリジナルシニール付きHOLLOWAY VARSITY JACKET

Lightning編集部員がジャンルを問わずおすすめやお気に入りを紹介するコーナー。ここでは「2023年の年末に、前歯の差し歯が取れちゃった(笑)。その経験から思うのは「知性は前歯に宿る」という事。皆さんも歯を大事にね♪ 」と残念な近況を語ってくれた編集・ADちゃんが、そんな不幸な出来事を帳消しにしてくれるくらいテンションの上がるスポーツジャケットを紹介する。

BUDDY オリジナルシニール付きHOLLOWAY VARSITY JACKET

2007年の創業以来、BUDDYは数々のアワードジャケットを製作してきたが、今回は1946年創業の老舗、HOLLOWAY社のVARSITY JACKETをベースに、BUDDYオリジナルデザインのシニールレターを施した1着となっている。ボディカラーは「ブラック×ブラック」と「ダークネイビー×クリーム」の2色を用意。9万9000円

基本的にミリタリーが好きなので黒×黄の警戒色というカラースキームが好き。不思議なもので自然界にこそ、この配色のルーツがあるっていうのが面白いじゃない。

蜂。もうね、見たまんま怖い。彼らの攻撃的な生態と危険な香りのする色の相乗効果で、黒×黄の配色が人類の恐怖心に深く刻み込まれているのであろう。

そんな事を考えている矢先に、BUDDYのオリジナルシニールを落とし込んだバーシティジャケットがリリースされるとの情報をキャッチ。しかも2色展開する中のひとつが、私の大好きな黒×黄の警戒色というカラーリングというから、思わずこの縁にシンクロニシティを感じざるを得ない。

ちなみにこのオリジナルシニールはBUDDYの店長を務める望月氏が、ジャケットのサイズに合わせて自ら一つひとつ縫い付けているのだ。

そういえば国内ではスタジャンと呼ばれるこのスポーツジャケット。世間ではアイビーリーガーとかがスタイリッシュに着用しているイメージがあるけど、私の中では破天荒な漢こそが着るジャケットとして認知している。

例えば“マーティン・リッグス刑事”。ベトナム戦争では陸軍特殊部隊員として死線を潜り抜けた経験もある漢。そう、映画『リーサルウェポン2』のメインキャラクターで演じるのはメル・ギブソンだ。相棒のダニー・グローヴァー演じる“ロジャー・マータフ刑事”と繰り広げるハチャメチャなアクション映画である。「人は彼をリーサル・ウェポン(人間兵器)と呼ぶ。」なんてキャッチコピーがやけに懐かしい。リッグス刑事のスタジャン姿はこれぞアメリカンカジュアルと言うべきノームコアな着こなしである。未鑑賞の方はぜひ映画をご覧あれ(笑)。

ブラック×ブラックと、ダークネイビー×クリームの2種類を用意。ちなみにリッグス刑事が着用するアワードジャケットも実はダークネイビー×クリームの配色だったりする(笑)
BUDDYがオリジナルで製作した、架空のフットボールチームのシニールレターが胸元のグッドアクセントになっている
ライン入りのニットリブが黄色のシニールレターとよく似合う。またレザースリーブはカウハイドレザーを使用している

【DATA】
BUDDY
TEL03-5848-8450
http://www.buddy71.com

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年1月号 Vol.357」)

この記事を書いた人
ADちゃん
この記事を書いた人

ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ネイティブアメリカンの美しき手仕事。伝統を守りながらもモダンな表現を得意とする現代作家を紹介!

  • 2026.10.08

ネイティブアメリカンのヴィンテージや工芸品を通して、彼らのカルチャーを伝えるCORNERS。今回は伝統的な手法を守りながらも、モダンな表現を得意とする現代作家をピックアップ。もの作りが乏しくなった今の米国だからこそ、余計に強く輝いているのだ。 Pamela Brown 1868年から続くナバホ族の織...

FINE CREEKを世界でいちばん熱く語る男。

  • 2026.10.07

この男恐るべし、である。北海道・帯広にあるセレクトショップ、...Dannyオーナー、河合裕介さん。彼のセレクトスタイルは一貫している。自分の愛せるものしか、ショップに置かないのだ。「売れるモノ」をセレクトするのではなく、「自分の売りたいモノ」のみを並べる。この時代にあって、その姿勢はまさに「愚直」...

世界中で探し求める最上の素材。「THE FAT HATTER」秋冬コレクションをクローズアップ!

  • 2026.10.07

日本が世界に誇るハッターであるTHE FAT HATTERの秋冬コレクションをクローズアップ。今回のシューティングでは、それぞれの正義や美学をぶつけ合う場に向かう男たちを表現。彼らの強い決意と威厳を表現したような力強いハットが、精悍な雰囲気を醸し出している。ハットの良し悪しを大きく左右するフェルトは...

今季の「Lee」はブランケット付きジャケットに注目せよ!

  • 2026.10.19

シグニチャーモデル「101」が101周年を迎えるなど、アメカジ好きに多くの話題を提供してくれるLee。そんなアメリカンデニムを代表する同ブランドの注目の新作は、ブランケットを携えたワークジャケットだ。普遍的なデザインと保温性に優れるという機能を備えるこの秋冬の相棒となる逸品を紹介する。 Leeのシグ...

55周年を迎えた「MOTO」。周年を祝うスペシャルなレザー&シルバープロダクツを紹介

  • 2026.10.11

レザーやシルバーを駆使した製品を手がけるMOTO。1971年の創業より半世紀を超えて55年。ここでは、周年を祝うスペシャルプロダクツを紹介する。MOTOや本池秀夫さんが纏う唯一無二の世界観にも注目だ。(写真は「本池美術館」の隣にあるアトリエにて。周年限定のライダースジャケットにコンチョを装着する本池...

Pick Up おすすめ記事

ネイティブアメリカンの美しき手仕事。伝統を守りながらもモダンな表現を得意とする現代作家を紹介!

  • 2026.10.08

ネイティブアメリカンのヴィンテージや工芸品を通して、彼らのカルチャーを伝えるCORNERS。今回は伝統的な手法を守りながらも、モダンな表現を得意とする現代作家をピックアップ。もの作りが乏しくなった今の米国だからこそ、余計に強く輝いているのだ。 Pamela Brown 1868年から続くナバホ族の織...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

武骨な男服に効かす超繊細なメタルフレーム。「ディグナクラシック」の新作に注目

  • 2026.10.09

フライトジャケットやデニムなどの武骨な服に合うメガネで王道として挙がるのはプラフレームの場合が多い。だが、そんな武骨さのなかに繊細さを潜ませギャップを楽しむという意味ではメタルフレームも有用だ。 細かな彫金が施されたディグナクラシックの新作 今季展開されるメタルの新作は計6型で、それぞれにシルバーと...

世界中で探し求める最上の素材。「THE FAT HATTER」秋冬コレクションをクローズアップ!

  • 2026.10.07

日本が世界に誇るハッターであるTHE FAT HATTERの秋冬コレクションをクローズアップ。今回のシューティングでは、それぞれの正義や美学をぶつけ合う場に向かう男たちを表現。彼らの強い決意と威厳を表現したような力強いハットが、精悍な雰囲気を醸し出している。ハットの良し悪しを大きく左右するフェルトは...

バガブージャケット、40年目の原点回帰。現代に蘇った名作ジャケットの魅力とは?

  • 2026.10.20

1986年に誕生した〈コロンビア〉の名作「バガブージャケット」が、今年で40周年を迎えた。その機能とデザインは、フィールドだけでなく街へも広がっていった。40周年となる2026年、その原点を振り返りながら、現代に蘇った[バガブージャケット]を見ていこう。 Bugaboo II 1986 Interc...