アビエイタースタイルが自分にとってのベスト。「ジャンキースペシャル」西さんのお気に入り革ジャンを紹介。

おしゃれな人は革ジャンにだってちょっとうるさい。そんなファッショニスタたちの革ジャンスタイルを調査。新宿の人気セレクトショップ、ジャンキースペシャルの名物スタッフ西徹さんが愛用しているジャケットは…?

スポーツジャケットの要素をミックスしたアビエイタージャケット。

「ジャンキースペシャル」西徹さん|新宿の名店ジャンキースペシャルの名物スタッフであり、そのコーディネートにも定評がある 

新宿にある人気セレクトショップであるジャンキースペシャルの看板スタッフである西さん。日本人離れした風格とスタイルで着こなしているのは、7年ほど着込んでいるシュガーケーンのホースハイドダブルアビエイタージャケットである。

「自分は基本的にワードローブをとことん着込みたいので、持っているレザージャケットは2着。このアビエイタージャケットは、7年ほど使っています。

ダブルのライダースジャケットが欲しかったのですが、バイクに乗っているわけではないので、どこか引っ掛かっていたんです。そんな時にライダースジャケットの黎明期となるアビエイタースタイルで、当時の流行であったスポーツジャケットのディテールをうまくミックスしたシュガーケーンの当作に、すっかりと目を奪われてしまいました。

特別なメインテナンスはせず、とにかく着込んでいます。品質の高いホースハイドを使っているので、シワは言わずもがな、美しい光沢感が出てきていますね」

茶芯のホースハイドならではの深みのあるエイジングに仕上がっている
スポーツジャケットの意匠を再現した背面の切り替えは、角が擦れることで、ベースの茶が出て、ヴィンテージのようなエイジングに

シュガーケーンのホースハイドダブルアビエイタージャケット

今から7年前にリリースされたシュガーケーンのアビエイタージャケット。上質なホースハイドを使い、茶芯仕様となっているため、顕著なエイジングに。

(出典/「Lightning2023年11月号 Vol.355」)

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モヒカン小川
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モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
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