多様化を極めるクラフトビール界で、あえてこだわるスタイル本来の味。
「“Back to the Basics”クラフトビールの進化は新しい物を追い求めることに囚われず、常に基本に立ち返ることから始まる」。
それが東京エールワークスが掲げるコンセプト。近年日本で注目を集めるクラフトビールはブリュワーがオリジナリティを表現し、無限の可能性を持つビールとして浸透し始めている。しかし、東京エールワークスが目指すのはその対極にあるそれぞれのスタイルの本来の味だ。
タップルームに併設するブリュワリーはまさに研究室といえるほどの設備が整っている。800ℓタンクを6台抱える規模のブリューパブは都内随一と言える。そこでNY出身の二人のブリュワーが手がけるのはアメリカンスタイルをはじめ、ブリティッシュやドイツまで含め世界各国のスタイルだが、それぞれのスタイルにおける基本となる味を再現し、自社のタップルームだけでなく全国展開を試みているという。さらにブリュワリーでは20ℓの小型タンクを用意し、月3回のペースでビール醸造のワークショップを開催し、一般ユーザーへクラフトビールの魅力を伝えることにも力を入れている。
クラフトビールがどういうモノなのか、味や工程などそのカルチャーの醍醐味を日本に伝える架け橋を目指すブリュワリー。クラフトビールの基本を知るにはこれ以上ない場所といえるだろう。
「TOKYO ALEWORKS」で飲みたいビールとフード。
Back to Basics: The Pale Ale
定番メニューとして高い人気を誇るオーセンティックなペールエールを追求。
Baby Got Hops IPA
ホップをふんだんに使用し、自然の苦味と香りを強調した王道を行くIPAスタイル。アメリカン好きには外せない一杯。
Flagon Filler ESB
日本では珍しいブリティッシュスタイル。程よく重さがありながらもほのかな苦味と甘いキャラメルの香りが残る優しい味わい。
ビールのサイズはUSパイント、ハーフパイント、ステムグラス(320㎖)に加え、4種類のビール(各110㎖)を味わえるテイスティングセットが用意されている。
モルトチキンウイングス
「Real Beer,Extreme Food」をコンセプトに掲げ、フードはブリュワリーパブならではのアレンジが加えられる。シングルモルトのウイスキーを使って仕上げたモルトチキンウイングスはビールと相性抜群。1300円〜
ベーコンエッグチーズバーガー
アメリカンなベーコンエッグチーズバーガーはバンズに塗り込んだ麦芽の絞りカスが隠し味。
【DATA】
東京エールワークス
東京都板橋区板橋1-8-4 板橋Cask Village 1F
TEL03-3961-1196
営業/17:00~23:00(火~金)、11:30~23:00(土日祝)
休み/月曜
http://tokyoaleworks.com
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
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