タフな生地は経年で表情豊かにフェードする! “フェード&クラッシュ”なダック生地。

ワークやハンティングで戦前から使用されているダック生地。今ではワーカーだけでなく、スケーターからも絶大な支持を得ている。味を出すには時間が掛かるが、古着だと使い込まれた個体が多く、独特な色気を放っている。ゆるイイ古着の条件「フェード&クラッシュ」をテーマに選んでみた。

1.カーハートのトラディショナルコート。

カーハートのトラディショナルコートは’80s 。定番のブラウンダックが全体的にフェードしているのが好印象。フロントの大きなポケットで無骨すぎない印象に。秋冬シーズンに活躍する保温性。2万8380円(ガソリン TEL03-6454-6310)

2.リーのオーバーオール。

タグのデザインから1970年代だとわかるリーのオーバーオール。山ポケやダブルニーなど、ワークウエアらしい意匠が多く、褪色したブラウンダックも◎。3万9000円(デザートスノー 1号店 TEL042-727-3660)

3.AMERICAN FIELD GUN COASのハンティングジャケット。

’30年代らしいゴールデンブラウンの生地がたまらない。スパイダーウェブデザインのがんパッチやゲームポケットも◎。3万5000円(サントラップ TEL03-5378-3260)

4.メイドインUSAのダブルニーダックパンツ。

カーハートのロングセラーモデルであるダブルニーダックパンツは、’90年代のメイドインUSA。ブラウンダックがもはや白に近いくらい褪色しているが、まだまだ使える。1万780円(バックストリート TEL042-720-0355)

5.ダック生地のハンティングジャケット。

おそらくパラフィン加工が施されていたダック生地のハンティングジャケット。フランスで人気だった動物ボタンが付いたデザインで、戦後に作られたものだろう。2万5000円(デザートスノー 1号店 TEL042-727-3660)

6.J.C.Higginsのハンティングベスト。

1950年代頃のJ.C.Higginsのハンティングベスト。アウターの上から着るオーバーベストなので、ストラップで簡単に身幅が調整できる。まるでブリーチしたような色抜けが個性的である。1万3200円(リカー TEL03-5305-5103)

7.レッドヘッドのハンティングベスト。

ハーフムーンポケットとも呼ばれるゲームポケットの意匠が際立つレッドヘッドのハンティングベストは、’40sと思われる。全体にエイジングされており、ファッションとしても最適。2万2000円(リカー TEL03-5305-5103)

8.カーハートのペインターパンツ。

濃いめのブラウンを用いたカーハートのペインターパンツは、濃淡がくっきりと出たエイジング。タフなダック生地がクラッシュしているので、ワーカーが使っていたものだろう。8690円(セーラーズ TEL03-5306-6887)

9.ダックスバックのハンティングジャケット。

数々の名作を輩出するダックスバックのハンティングジャケットは’40s。もともと濃い目ではなかったが、さらに色が抜けて、ムラ感のある感じがたまらない。2万8000円(デザートスノー 下北沢店1号店 TEL03-5790-9601)

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年10月号 Vol.354」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...