1.501XX片面タブの革パッチモデル。
通称1947モデル。雰囲気よく色落ちしているだけでなく、大きい継ぎ接ぎがとても味わい深い。39万6000円(ピッツ TEL03-6447-4324)
2.XX直後のウエストシングルステッチの501E初期型。
かなり綺麗なブルーが特徴で、タテ落ちも美しい。おそらくタイプ物。6万5000円(デザートスノー 1号店 TEL042-727-3660)
3.ブーム再来中のブーツカット。
こちらは’98年製の517だが、腿と膝のダメージ、色抜け感があるので風合いはかなりいい。8800円(ミスタークリーン TEL090-2206-1755)
4.66前期と呼ばれる’70年代半ばの505。
ブリーチされて前後で異なる色合いなのも個性があってカッコイイ。シルエットも抜群だ。2万1780円(ロコ TEL03-5708-5398)
5.’90年代のアメリカ製の505。
40代以上からするとついこの前のモデルに思いきや、ここまで色落ちするとかなり雰囲気があっていい。2万7280円(セーラーズ TEL03-5306-6887)
6.最近注目のブラック501。
こちらはアメリカ製のオリジナル後染めモデルで、ペンキによってストリート感のある表情に。9800円(デザートスノー ガーデン店 TEL03-5761-6390)
7.1977年製の646の66後期。
人気再燃中のベルボトムで、ここまで色落ちしたものはロック感があってオススメ! 2万1000円(デザートスノー ガーデン店 TEL03-5761-6390)
8.1987年のアメリカ製の40509。
ケミカルウォッシュが色落ちするとこんなにカッコよくなる。ハードロックな香りがする1本。8800円(ミスタークリーン TEL090-2206-1755)
9.バンダナのリペアが雰囲気を高める人気モデルの550。
アイスブルーを穿き込んでほぼ白く色落ちしたものに赤いバンダナでリペアを。こういうアレンジは真似したい。2万2000円(シック 電話番号非掲載)
10.次世代の注目株、90年代製の560。
アメリカ製の先染めブラックは、ヨコ糸が白なので色落ちした風合いこそ魅力。2万1780円(セーラーズ TEL03-5306-6887)
【コラム】古いデニムほど迫力がある。
一般的に旧いデニムほどムラ糸を使って織っているため、生地に凹凸感があって粒状の縦落ちになる。生地感がゴツくて色落ちしても迫力がある。’80年代以降は縦落ちせず、モサっとした色落ちで、淡い色合いが楽しめる。
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning2023年10月号 Vol.354」)
Text/T.Miura 三浦正行 Photo/S.Kai 甲斐俊一郎 Styling/M.Harada 原田学
関連する記事
-
- 2024.10.18
百戦錬磨のオーダージーンズメーカー〈ベティスミス〉が行き着いた極上の穿き心地とは!?
-
- 2024.11.21
これがアメトラのマスターピース。トラッド巧者が選ぶ名品4選。
-
- 2024.11.21
実録! デニムの色落ち実験室【1カ月の穿き込み報告】