フェンダーのすべてが集結した、ファン待望の旗艦店。
ギターのトップブランド・フェンダー。その世界初となる旗艦店が東京原宿に誕生した。その名も「フェンダー フラッグシップ トウキョウ」。
地上3階、地下1階の全4フロアで構成され、旗艦店限定モデル、アーティストのシグネイチャーモデル、アメリカ及び日本製の人気ギター&ベースシリーズからライフスタイルグッズまで、フラッグシップの名にふさわしく、ほぼすべての製品を網羅する。
ドリームファクトリーとも呼ばれる最上階となる3階には、フェンダーの最上級ギターを生み出すフェンダーカスタムショップ専用のフロアとなり、カスタムオーダー用の特別ルームも併設される。
地下1階には。サンタクルーズ発のリアル カリフォルニア ライフスタイルを象徴するコーヒーブランド「ヴァーヴ コーヒー ロースターズ」監修のオリジナルコーヒーショップもオープンする。
憧れのギターを手に入れる!最新シグネイチャーモデル。
憧れのミュージシャンと同じ楽器を持ちたい! そんな願いをかなえてくれるのがシグネイチャーモデルの存在だ。ここではフェンダーがリリースしているシグネイチャーモデルの中から、ギター&ベースに加え、エフェクターやアンプまで、気になるモデルをピックアップした
愛用していた’66年製テレキャスターを再現|JOE STRUMMER TELECASTER®
伝説のロックバンド「ザ・クラッシュ」のフロントマンかつメインソングライターのジョー・ストラマー。このモデルはジョー・ストラマーのミュージックシーンへの貢献を讃えて製作されたもので、ジョー本人が愛用していた’66年製テレキャスターの風格を見事に再現している。23万1000円
ローズウッド指板の60s “C”シェイプメイプルネック、ピックアップはカスタムヴォイシングが施されたJoe Strummer Telecasterピックアップを搭載する
Mötley Crüeに加入したJohn5のテレキャスター|John 5 Ghost Telecaster
現在、モトリークルーに加入してシーンを騒がせているJohn5。このモデルは9.5インチラジアス指板とナロートールフレットを採用したカスタムネックプロファイル、アルダーボディにDirMarzioのハムバッカーを採用。アーケードゲームスタイルのキルスイッチはリズミカルなスタッターエフェクトを可能にする。赤のバインディングを施したオールホワイトのボディや、ミラー仕上げのピックガードなど、機能同様にルックスも個性的。41万8000円
冒険的で万能なファズペダル|Limited Edition Fender® Shields Blender
シューゲイザーの名盤「ラブレス」を生んだマイ・ブラッディ・バレンタインのケヴィン・シールズ。そのエフェクトを多用した甘美で浮遊感のあるサウンドは、多くのフォロワーを生んだ。そんなケヴィンがフェンダーとともに4年以上にわたりシグネイチャーペダルの共同開発を行った。そして完成したのが、’70年代のファズの回路にアップデート機能を加えた、革新的で新しいファズペダルだ。オリジナルのFender Blender回路を元に設計。米国生産で限定版アートボックスやサイン入りプレートなどが付属する。7万7000円
真のヴィンテージスタイルの演奏感|Limited Edition Mikey Way Jazz Bass®
US出身のロック・バンド、マイ・ケミカル・ロマンスのベーシスト、マイキー・ウェイ。真のヴィンテージスタイルの演奏感を得るためのCシェイプネックや豪快で唸りのある70s J Bassピックアップをもつ。「夢に見たベースが現実に飛び出してきたかのよう」と彼が評したベースがシグネイチャーモデルとして登場。ブラックカラーのブロックインレイやヘッド、ピックガードなど、ブラックを基調にしたパーツで構成されている。22万5500円
シルバースパークル仕上げのボディはアルダー材を使用する。ピックアップは70s J Bassを2基搭載。
ブラックカラーのヘッド裏には、シグネイチャーモデルの証であるマイキー・ウェイのサインが入る。
フェンダー初となるシグネイチャーアンプ|Adam Clayton ACB 50 Bass Amp
U2のベーシストでありバンド創設のメンバーであるアダム・クレイトン。彼を称えるフェンダー初となるシグネイチャーアンプが「Adam Clayton ACB 50 Bass Amp」だ。極上のチューブサウンドと、モダンでハイファイなフラットEQトーンをクラシックなフェンダーのルックスでデザインしたコンボアンプ。太くパワフルなサウンドを際立たせるEminence15インチネオジムスピーカードライバーを搭載25万3000円
【DATA】
FENDER FLAGSHIP TOKYO
東京都渋谷区神宮前1-8-10
営業/11:00~20:00
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning2023年9月号 Vol.353」)
Text/M.Sasaki 佐々木雅啓 取材協力/フェンダーミュージック株式会社 TEL0120-1946-60 http://fender.co.jp/