ゲレンデに釣り道具を積んでGO! アウトドア好きの愛車と愛用ギアを紹介。

仕事柄、世界中のアウトドアを見る機会も多かったというプロデューサーの梶野仁司さん。クルマはアウトドアを楽しむための道具のひとつと言う梶野さんの愛車と、愛用のギアを見せてもらった。

プロデューサー・梶野仁司さん|フリースタイルモトクロスを中心に、国内外のアクションスポーツからメジャースポーツまで幅広く手掛けるクリエイターズカンパニー、フュールメディアの代表。世界各地のビッグコンテストも積極的に取材し、多くの映像作品を残している

世界中のあらゆるアウトドアを見て、経験してきました。

時には映像プロデューサー、時にはアクションスポーツジャーナリストとして、数多くのブランドや企業の映像作品をディレクションしてきた梶野さん。今までXゲームズや、レッドブル・Xファイターズなど、世界規模の名だたるコンテストを取材してきた。

「アクションスポーツ、最近でいうアーバンスポーツと呼ばれるものを中心に、今まで様々な世界に触れてきました。だから自分にとってのクルマは、そういったアウトドアアクティビティ楽しむための道具のひとつなんです。あまり気を使わない、遊びに行くための一台という感じですかね。自分仕様にカスタムしているので、釣りから雪山からストリートまで、いつも楽しみを共にする相棒みたいなものなんですよ」

2015年式 Mercedes-Benz G350 BlueTEC|メルセデス・ベンツ最高峰SUVとなるGクラス。軍用車両にルーツを持つ人気オフロードモデルで、ゲレンデの愛称で親しまれているのはご存知の通り。2018年にフルモデルチェンジを敢行しており、旧式モデルとなった今だからこそ求める人が多くなった一台を、梶野さんはラフに楽しんでいる

その中でもココ数年特にハマっているのが釣り。ラゲッジルームには関連アイテムがどっさりだ。

「気が向けばいつでも釣りに行けるように、タックルボックスはもちろん、クーラーボックスも常備してます。他にもキャンプグッズや車中泊用の寝袋もありますし、スケートボードはクルーザーの他に、新品のデッキもグリップテープとセットで置いています。三脚も入ってるので、収納のためにオーダーメイドで仕切りパネルを作りました。趣味と仕事を兼ねたマルチ仕様な一台になってますね」

自身が嗜むアウトドア道具がぎっしり詰まったラゲッジルームは、仕切りが入って使い勝手も抜群。「もはや倉庫代わりです」とは本人の談
愛車のヤマハYZ125を載せるために装着したヒッチメンバー。オフロードバイクでもガンガン遊ぶ梶野さんらしさ満点のカスタムと言える
純正のアルミが好みではなく、最初に行なったというサイドステップのカスタム。色合わせしたスチール製の縞鋼板模様が、抜群のセンス

趣味と実益を兼ねた機能性抜群の愛用ギア。

DANNER MOUNTAIN LIGHT

ソールを3回交換している15年モノのマウンテンライトは、撮影で世界中を旅した相棒。防水性や簡易な手入れもお気に入り。バイクに乗る時も使うので、ギアチェンジ跡も良い味に。

リール各種

アジのような小さな魚から、ヒラマサのような大きな魚まで、どんな魚でも釣れるように取り揃えた多種多様のリール。いつでも釣りに行けるようにと、常に車に入れているんだそう。

NEW ERA LP 59FIFTY Angler Collection

プロのバスアングラー、吉田兄弟のアイデアを反映したフィッシングラインのアイテム。クラウンのパンチング加工や、バイザー右側のDカン等、機能性をフィールド仕様にアップデート。

(出典/「Lightning2023年6月号 Vol.350」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

Pick Up おすすめ記事

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...