歴代のケータイで振り返る、我が青春時代。

今まで使ってきた歴代の通信機器を意味もなく保管してきた、元Lightning編集部員で、現在はYouTube『CLUCHMAN TV』のディレクターであるサカサモト。’90年代を象徴するポケベルから始まり、ケータイを経てスマホまでを並べてみると、昔のモデルほど個性的で時代が反映されているのがよくわかる。そんな個人コレクションを公開。ヴィンテージとしての価値は無いけれど、青春の記憶が詰まった個人的に価値あるコレクションを楽しんでいただければ幸いだ。

DoCoMo/センティーA

初めて持った通信機器はドコモのポケベル(94年製)。数字で50音を表現したメッセージを受信するという超シンプルな通信システム。当時はテレカの度数を節約するため、公衆電話から早打ちするのが高校生の必須スキルだった。

IDO/ソニー TH241

現在AUの前身であるIDOの携帯電話。側面にジョグダイヤルが備わりでで電話帳が呼び出せるという革新的な機能(通称クルクルピッピ)。高校時代に背伸びしたくて手に入れたが携帯代が払えず即解約したのはいい思い出だ(笑)

DDIポケット/カシオ計算機 PH-250

ケータイよりもリーズナブルだったPHS(通称ピッチ)の登場で、高校生の通信手段はポケベルからピッチへと移行し始める。プリクラを電話の裏に貼るカルチャーはこの頃に定着化した気がする。うーん、いい時代♪

J-Phone/パナソニック DP-145

大学生になった’98年に持っていたケータイがJフォン(後のソフトバンク)。アンテナが無いのは着信で光るタイプに変えていたが、壊れて紛失したためかと思われる。当時はアンテナのカスタムが大流行したっけ。

J-Phone/ノキア DP-154EX

海外メーカーらしいデザインに惚れて購入したノキア製のケータイ。唯一気に入らなかったカラーリング(元はグリーン)だったが自家塗装でブラックに変更。学生の頃は時間が有り余ってたんだなぁと、しみじみ(笑)

DoCoMo/パナソニック P501i

それまでPCでしかアクセスできなかったインターネットを身近にしてくれたi モード搭載のP501i(1999 年製)。Eメール機能が搭載されたのもこの機種からだとか。まさにインターネット黎明期を感じさせるプロダクツだ。

DoCoMo/三菱電機 D211i

それまでモノクロ液晶が一般的だったがこの頃からカラー液晶を搭載したモデルが続々と登場。このD211iの液晶は100×120ドット。今ではオモチャのような液晶だが、当時は最新の高精細液晶なのだ。

DoCoMo/日本無線 R692i GEOFREE

日本無線という硬派なメーカーが出していたケータイ。当時はバス釣りにハマっていたため珍しい防水機能を備えたモデルが欲しくて購入した。無駄に大きくて業務用みたいなデザインがお気に入り。

DoCoMo/富士通 F212i

上の防水ケータイはあまりにもゴツく、新社会人になった私のスーツには大きすぎたため薄型タイプを購入。当時は液晶やカメラの画素数、軽さや薄さといったスペックがケータイの謳い文句に多く使われていた。

DoCoMo/ソニー・エリクソン premini-S

仕事用ケータイとして首から下げるために購入したソニエリのプレミニS。最大の特徴は手にすっぽり収まる超ミニサイズ。ボタンも極小だったが角が立ってて意外にも使いやすかったグッドデザイン。

DoCoMo/ソニー・エリクソン premini-II

プレミニSでミニマルなデザインにハマり次なるケータイもプレミニを購入。当時はKDDI(現AU)からインフォバーなるオシャレケータイも登場。この頃からデザイン性の高いモデルが増えた気がする。

DoCoMo/ソニー・エリクソン SO902iWP+

3台連続でソニー・エリクソンを愛用していたことからも、相当気に入ってたんだなと再認識。2006年モデルながら、動画も撮れたし電子マネー機能も搭載。ガラケーの極みとも言うべきモデルだ。

DoCoMo/モトローラ M702iS

ケータイはストレートタイプ派だったが唯一所有した折りたたみモデルがこのモトローラ。ケータイは樹脂ボディが一般的だったが高級感たっぷりの金属ボディで、後のiPhoneにも通じるような洒落たデザインにベタぼれ。

SoftBank/iPhone 3G

それまでのケータイをガラケーという名称に変えてしまった黒船とも言うべきiPhone。黒光りする丸いボディ、タッチパネルの液晶、Appleのロゴ、とにかく未来を感じさせてくれたプロダクツ。これも時代を感じるなぁ。

SoftBank/iPhone 4

正直iPhone3G はスマホというよりケータイ的要素が強かったが、4が出てからはアプリも充実してスマホ感が強まった記憶がある。この頃はもうLightningに所属していて、当時は編集部員も全員iPhoneを使っていた。

SoftBank/iPhone 5

4G電波を受信できるようになって、よりスマホでできることが増えたiPhone5。「マップ機能が普通にナビとして使える!」と気付いたのも、たしかこの機種から。この頃はせっせとFacebookに投稿していたなぁ。

SoftBank/iPhone 6

指紋認証が備わり、より未来感を感じさせてくれたiPhone6。このあたりからiPhoneでもちょっとした仕事がこなせるようになってきた。便利な世の中になったと感じる反面、なんだか忙しくなった気がしないでもない……

SoftBank/iPhone 7 Plus

もはや懐かしさは感じない7 Plus。カメラにポートレートモードが備わり背景をボカした写真が簡単に撮れるからカメラの腕が上がった気がした(笑)。いま思うとYouTubeを観る頻度が増えたのもこの機種からだなぁ。

(出典/「Lightning2023年4月号 Vol.348」)

この記事を書いた人
サカサモト
この記事を書いた人

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

歴史に残る空軍服を、いま再び。機能美が息づく「中田商店」のモーガンメンフィスベル

  • 2026.10.02

メンフィス・ベル号の機長、ロバート・K・モーガン氏との交流から始まったモーガンメンフィスベルは第二次世界大戦期の空を支えたフライトウエアを現代に蘇らせる中田商店のオリジナルブランド。極限の環境で求められた機能と、色褪せない完成されたデザインが魅力の航空服を紹介する。 R.A.F. Irvin She...

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

Pick Up おすすめ記事

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...