伝統的な革靴メーカー、トリッカーズとコラボ。期間限定オーダー受注販売のイギリス靴。
イギリスには「世界最古の」という枕詞を持つメーカーが多い。近代文明が産声を上げた国なのだからそれも当然。そんなイギリスの伝統的な産業のひとつが製靴産業だ。ロンドンから電車で1時間ほど離れたノーザンプトンはその中心で、多くの靴メーカーが古くから工場を構えている。
トリッカーズもそのひとつ。創業は1829年。日本では江戸時代である。ノーザンプトンのトリッカーズ本社ファクトリーを訪問したのが今年の3月。伝統と最新技術が融合した確かな靴づくりを見学。その時に、オリジナルの仕様を提案させてもらったのだ。
ライトニングの名のもとに作る初めてのイギリス靴は、カジュアルなスタイルにぴったりのブーツ。タフでジーンズに合わせて履けるような一足を提案した。
履き心地の良さも重視して、トリッカーズのために鞣されたディアスキンを採用。ミリタリー由来のコマンドーソールも欠かせない。経年変化を楽しみ、メインテナンスをしながら一生履ける理想のイギリス靴を目指した。職人の手で作られた上質なカントリーブーツなのだ。
CLUTCH CAFE別注 Tricker’s Lightning STOW COUNTRY BOOTS
PRICE:565 ポンド(日本発送の場合9万4000円・送料、税込 ※為替により変動します)
SIZE:UK6〜12 0.5 刻み(26.5㎝がUK7.5相当)
グッドイヤーウェルテッド製法
4497S ラスト
英国製
オーダー締切は10月31日正午。
購入はイギリスのクラッチカフェの通販サイトからになります。イギリス・クラッチカフェはLightning兄弟誌のクラッチマガジン公式ショップです。納品は2023年4月を予定していますが、工場の都合で前後する場合があります。購入サポートが必要な場合は、CLUB-Lightningの問い合わせフォーム(日本)からご連絡ください。
(出典/「Lightning2022年11月号 Vol.343」)
Text/A.Matsushima 松島睦 Photo/A.Kuwayama 桑山章
関連する記事
-
- 2024.11.17
なぜ英国トラッドにはブラウンスウェード靴なのか? 相性の良さを着こなしから紐解く。
-
- 2024.11.16
キズもデザインに。革に対する「新たな気づき」を教えてくれるクリンチの新プロジェクト。
-
- 2024.11.16
保存版! 英国トラッドスタイルに必須のブラウンスウェードシューズ14選。
-
- 2024.11.15
なぜ英国トラッドにはブラウンスウェード靴なのか、その歴史を学ぶ。