「キャノンデール・マーケティング」山本和弘さん
12年に渡りMTB・ロードバイク・シクロクロスのプロとして活動。現役時代はずっとcanondaleを愛用していたことから、引退後の現在も同ブランドの広報として活躍中。
街乗りに最適なトレッドウェルで毎日の暮らしをさらに楽しく。
今年で創業51年を迎えるアメリカ生まれの老舗バイシクルカンパニー、キャノンデール。一般的にはレース用やロードバイク、MTBといったプロユース仕様のブランドというイメージが強いかもしれないが、近年はアーバンライドに特化したクロスバイクのラインナップも非常に充実しているのが特徴だ。
中でもおすすめしたいのが、ここで紹介している“トレッドウェル。”「ゆっくり快適に乗れる」をコンセプトに開発されたモデルで、レース用バイクのような前傾姿勢のキツさは一切なく、アップライト姿勢でリラックスして乗れるところが大きな特徴。また極太のタイヤは意外と多い街中の段差も快適に進むことが可能だ。さらにダートトラックレーサーを彷彿とさせるハンドルバーは容易な操作性を実現し、アルミ製フレームは想像以上に軽く、簡単に持ち運ぶことができる。
このようにシンプルながらも軽快な一台に仕上がっているのだが、最大の魅力はなんといっても全モデルに付属するスピードセンサーだろう。無料のオリジナルアプリをインストールすることで、スピードを測るだけでなくログもとれるのでフィットネスにも最適な仕様となっている。トレッドウェルで毎日の暮らしに遊びゴコロをプラスしてみてはいかが?
【モデル①】1台ずつ風合いが異なる限定カラー“RAW” モデル!
Treadwell 2 LTD|悪天候時でも性能が落ちにくい油圧ディスクブレーキ、登りから下りまで快適に走ることができる9段変速、キルティング製の快適なサドルなど充実装備の「トレッドウェル 2」。中でもアルミ素地むき出しのRAWカラーは、フレームに自信のあるキャノンデールならでは。9万6800円
【モデル②】リーズナブルな価格のエントリーモデル。
Treadwell 3|メカニカルディスクブレーキへの変更や段速数を落とした7段変速、サドル素材変更などパーツ構成を見直すことで価格を抑えた「トレッドウェル3」。それでも乗り降りしやすいフレーム設計やBMX風のハンドルなどオシャレな街並みに溶け込むデザインは同モデルならでは。8万2500円
トレッドウェルの注目ポイントはコレだ!
乗り心地を追求した新たな軽量フィットネスバイクのトレッドウェル。通勤用でもビーチクルーザーでもなく、その中間に位置するような存在とも言えるがどんなところに特徴があるのだろう。注目すべき3 つのポイントを伺った。
1.ガーミンと共同開発した“キャノンデールホイールセンサー”。
トレッドウェルは全モデルにスピードセンサーが付属。canondaleアプリをインストールし、専用のマウント&スマホケース(別売り)を使うとワンタッチでスマホが装着可能。リアルタイムのスピードと走行距離のみならず、どこまで乗ったというGPSのログまで記録可能となっている。
2.職人が1 台ずつ磨き上げた限定カラー“RAW”。
職人の磨きが地で出ているアルミ素地むき出しRAWカラーは、一台一台の個性が異なるところが面白い。また最近のキャノンデールはブランドロゴをあえて上に入れることでサイドからは見えづらい控えめなデザインに仕上げ立て、どんなコーディネイトにも合うようにしている。
3.立てかけた際にフレームを守る “トップチューブバンパー”。
街乗りでは、どうしても壁や電柱、ガードレールなどに立てかけたり、寄りかけることが多くなる。そこでフレームが傷ついてしまうのを防ぐため、トップチューブ側面の両サイドに採用しているのがリフレクティブトップチューブバンパー。アーバンライドに特化したモデルならではの特徴だ。
【問い合わせ】
キャノンデール・ジャパン
TEL06-6330-1801
https://www.cannondale.com/ja-jp
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Lightning2022年9月号 Vol.341」)
Text&Photo/Y.Yoshida 吉田佳央
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