カワサキZ系でトップクラスの人気を誇る、国内未発売のZ1000マーク2に魅せられて。

「角Z」の最高峰として知られるZ1000Mk-II を自分好みにカスタム。大好きな革ジャンを脱ぎ、スーツに身を包めば、いつもより背筋が伸びて新鮮な気持ちで愛車と対峙できる。

ジェントルマンズ・ライドに憧れて。

杉本龍哉さん|若い頃にZ400FXに乗り、30歳で大型免許を取る前は、トライアル競技なども経験。その後刀などにも乗り、現在はハーレーとZ1000Mk-IIを所有する

ヴィンテージバイクの人気高騰はとどまる所を知らない。名車と呼ばれる車両や、輸出向け車両の逆輸入車などは、特に人気が高い。カワサキZ系の中でもトップクラスの人気を誇るのが、国内で販売されなかったZ1000マーク2だ。

丸みのあるフォルムが特徴のZ1やZ2と比較して、「角Z」などと呼ばれることもある力強い角ばった外装を持つのが特徴で、2年間しか製造されなかったという歴史も相まって、驚くほど高騰している車両のひとつだ。

静岡県在住の杉本さんは、若い頃にZ400FXに乗っていたこともあり、今から16年ほど前にこのマーク2を手に入れたそうだ。

自宅脇に併設されたガレージはかなり広く、常に3〜4台のバイクが保管されている。またヘルメットや革ジャンのコレクションが並ぶ

希少車ゆえにオリジナルで乗る人が多い中、杉本さんはモリワキパーツを中心に大人のカスタマイズを楽しんでいる。さらに先日行われたジェントルマンズライドに影響を受け、最近は仲間とスーツライドを楽しむことも多いそう。

「スーツを着るだけで、いつもより背筋が伸びて、ライディング姿勢も良くなるんですよ。たまにはこういうのもいいですね」

自宅ガレージの中にはこのマーク2とハーレーのリジッドチョッパーなどが並ぶ。さらに杉本さんは地元、極真空手大石道場の責任者を務める人物で、休日は道着に着替えてガレージ内でトレーニングも行なっている。

広いガレージの奥にはサンドバッグが吊るされており、休日は極真空手のトレーニングスペースとしても活用している

1980 KAWASAKI Z1000MKIIのディテールを拝見!

白い文字盤のメーターはPMC製の260㎞/hスケール。タコメーターは1万3000rpmまで刻まれている。

フロントフォークは貴重なモリワキカヤバを装着。熱対策でオイルクーラーを追加しており、夏場でも快適に走行ができる。

エンジンはオーバーサイズピストンを使って組み直されており、キャブはファンネル仕様のFCR35φをチョイスする。

ブレーキは前後ともにPMC製のAPキャリパーを使用したキットでアップグレード。ホイールはPMCソードの前後17インチ。

マフラーは今となっては貴重なモリワキの手曲げ管をチョイス。リアショックはリザーブタンクがないNITRONをチョイスする。

(出典/「Lightning2022年8月号 Vol.340」)

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