バスプロのために作られた特別仕様のランクル200。|トヨタ・ランドクルーザー200【東京カーライフ】

日本を代表する名車のひとつであるランドクルーザー。日本屈指のバスプロのためにカスタマイズされたランクル200 は男心をくすぐる機能美が随所に落とし込まれている。

橋本卓哉さん|1973年生まれ。東京在住。ダイワ所属のプロアングラー。オートバイレースを引退後に、バスフィッシングをスタート。2007年にはバサーオールスタークラシックにて初出場初優勝という快挙を達成

日本一派手なバスボードが相棒!

ベースとなったのはトヨタのランドクルーザー200の後期モデル。フルカスタムするのでベースグレードのAXを選択。ミリタリーを彷彿とさせる車体はラッピングで、スポンサーのステッカーが映える

フルカスタムされたランクル200で、軍用機のノーズアートを彷彿とさせるラッピングが施されたバスキャットのボートを引っ張る。一度見たら、忘れない強烈なビジュアルの愛車&ボートの持ち主は、日本トップのバスプロである橋本卓哉さん。東京を拠点とし、大会やイベントなどで全国津々浦々をこの組み合わせで走り回っている。

「普段から東京とホームの霞ヶ浦を往復することに加えて、大会やイベントではバスボートを引っ張って参加するので、長距離を移動する際の快適性と牽引するためのパワーは必要不可欠。そうなると排気量があって、機械としても信頼できるランドクルーザーに行き着きました。このカスタムはすべてフレックス・ドリームにお願いしていて、見た目だけでなく、バスプロとして活動するための機能もしっかりと落とし込んでもらっています」

ベースとなったのは昨年に販売が終了したランクル200系の最終型。あえてスタンダードなグレードであるGXをチョイスした。

「最初からフルカスタムする予定だったので、できるかぎりシンプルなエクステリアとインテリアがよかったんです。カラーはラッピングしていて、バンパーやキャリア、オーニングなどは、オーストラリア発のオフロードブランドであるARB4x4アクセサリーズのものを中心としています。バスフィッシングは暗い早朝から準備をするので、リアなどの随所にライトを付けてもらっています」ランクルをさらに機能的にした、ヘビーデュティな1台である。

「バスフィッシングの楽しさを伝えたい」という一心でイベントにも積極的に参加する橋本さん。ダイワに所属しており、プロデュースした商品は即完する

「2020 TOYOTA LAND CRUISER 200」のディテールを拝見!

内装もフルカスタムを施している。

本来はファブリックだったが、レザーとペンドルトンのラグを贅沢に使っている。またドアの内張りにもペンドルトンを使うなど、個性的な空間に仕上がっている。

ホイールはアメリカのMKWのMK-46をグリティーフィニッシュというスペシャルな塗装で仕上げている。湿地に入ることも珍しくないのでマッドテレーンタイヤを履く。

ARB4x4アクセサリーズのキャリアの前後にはLEDの照明を装着。早朝や夜でも細かな作業や準備をするためにはマストな装備である。ドロなどにハマった際に使えるウィンチも後付けした。

商売道具でもあるロッドは様々なシーンで使い分けるために数十本を常にストックしている。他にも細かな道具がたくさんあるので、トランクスペースもカスタムされている。

橋本さんが乗るバスボートは、アメリカを代表するメーカーであるバスキャットのクーガーFTD。20フィートでエンジンは275馬力のヤマハ製。本人曰く、「日本で一番派手なラッピングと言われます(笑)」

この日は親交の深い釣り仲間であるアントレックスの中村順一さんが同行。前日の雨が嘘のように晴れ、バス釣りのコンディションとしては上々であった。

(出典/「Lightning2022年7月号 Vol.339」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

Pick Up おすすめ記事

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...