この二人が試乗しました。
サカサモト:かつてハーレー専門誌 !?の編集もしたが、実は根っからのオフロードバイク好き。街乗りはもちろん、ダートや林道走行も楽しむ本格派。
イスカンダル功:旧車のカワサキ空冷四発が大好物だが、ここ最近は最新バイクの乗りやすさに目からウロコ。バイク用途は日帰りツーリング派。
1.強心臓のフラット・トラッカー「Indian Motorcycle FTR S」
フラットトラックレーサーをストリートバイクに再現したインディアンのFTRシリーズ。その中でもこのFTRSは、ストリート用にチューニングされた調整可能な前後ショックとチタン製アクラポビッチを搭載し、17インチホイールを装備したロードゴーイングレーサーだ。
イスカンダル功「バスンバスンと鳴る排気音。見るとアクラポビッチのマフラーじゃないですか。ビッグツインの鼓動感と相成って、脳内からアドレナリンが爆発!」
サカサモト「最新の電子デバイスを搭載しているにも関わらず、そのフィーリングは「これぞ大型バイク」といった感じ。パンチのある排気音も最高です」
2.新世代の水冷エンジンの鼓動「Harley-Davidson SPORTSTER S」
水冷V型2気筒エンジン「レボリューションマックス」を搭載した新世代ハーレー。最新の電子デバイスを装備し、キーレスイグニッションシステムやクルーズコントロール、そしてUSB電源も搭載している。純正オプションでミッドコントロールキットも用意される。
イスカンダル功「空冷時代のスポスタに思い入れがないので、素直にカッコいいと思う。スポーツモードでアクセルをガバ開けした時の加速はスリル満点です(汗)」
サカサモト「水冷エンジンだけどハーレーらしさは十分にある。太めのフロントタイヤや右二本出しマフラーなど、すでにカスタムされたような見た目もいい感じ」
3.未来が現実に! 電動コミューター「BMW CE 04」
BMWの電動シティコミューター。最短1時間40分でフル充電が可能で、最大航続距離は130㎞。0-50m加速は2.6秒で、最高速度は120㎞/hとなる。電子式リバースシステム(バック走行)も可能。グリップヒーターやシートヒーター、ETCを標準装備する。
イスカンダル功「走り出した瞬間、思わずニッコリ。嘘じゃなく、これに乗ったら内燃機関のバイクには乗れません。EVバイク、侮れません」
サカサモト「特に期待していなかったけど、これはうれしい裏切り。操作も楽しいし、見た目もクール。完成度が高すぎた。さすがBMW!」
4.3気筒のスポーツネイキッド「TRIUMPH TRIDENT 660」
イギリスのメーカー、トライアンフのスポーツネイキッド。豊富な低速トルクとパンチのある高回転という3気筒の美味しいところを味わえるエンジン特性をもつ。コーナリングにも優れ、660㏄の排気量をぞんぶんに使いながら、攻めたスポーツライディングが楽しめる。
イスカンダル功「ギュンギュン回るエンジンが実にエモーショナル。インポートモデルだけど値段も手ごろ。これで峠を流したら気持ちいいだろうな〜♪」
サカサモト「3気筒特有のガツンと開けた時に感じる荒っぽいエンジンフィーリングにテンションも上がりっぱなし。他の3気筒モデルも乗ってみたい」
(出典/「Lightning2022年6月号 Vol.338」)
Text/M.Sasaki 佐々木雅啓 Photo/A.Kuwayama 桑山章 取材協力/ JAIA 輸入車試乗会事務局
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