アメリカンスタイルもいろいろあるゼ!ライフスタイルに合わせたデイリーチャリ選び。 

アメリカ車やアメリカンバイクは存分に乗り回してるけど、自転車はシティサイクルなんだよなという人、案外多いのでは⁉ そこで、自転車も同じようにアメリカンを楽しもうよ! と、ウエストコーストバイシクルカルチャーを日本に浸透させているSLOW CYCLE をご紹介。

「SLOW CYCLE」オーナー・高岡正光さん

アメリカンバイシクルカルチャーに精通したプロフェッショナル。誰にでもできる自転車カスタムの楽しさと、それに伴うクルージングライフスタイルも同時に提案している。

クルーザーカルチャーを伝承する草分けショップ。

幼いころからアメリカンカルチャーに影響を受け、2009年にビーチクルーザーをメインにしたショップ、スローサイクルをオープンさせた高岡さん。

「当初はアパレルも展開していたのですが、エレクトラに惚れ込んでしまって以降、カスタムクルーザーの本場、カリフォルニアに何度も足を運ぶようになりました。バイククラブカルチャーに感銘を受け、今や私のライフワーク、ライフスタイルとなっています。今はそれを日本に伝えるためのショップになっています」

入り口のレトロな自転車は、ドイツのカスタムクルーザートップブランド、RUFF CYCLES製。背面のミッドセンチュリー期のネオンサインを思い起こさせる飾りも雰囲気抜群

ではユーザーには実際にどんな提案しているのだろう。

「サーフ、スケート、アメカジなどのカリフォルニアカルチャーにビーチクルーザーを取り入れたライフスタイルですね。本来なら自転車もアメリカ車やモーターサイクルカルチャーの枠にハマっているはずが、ここ日本では少し距離があるように感じています。アメリカではクルマやモーターサイクル同様にカスタムショーが行われていますし、モータークラブと同様にバイシクルクラブも無数にあります。それらが定期的に集まってカスタムクルーザーでクルージングを楽しむ。自分はそれらを日本に伝えたいんですよ」

The OTHERS Bike Clubと自身の所属するクラブロゴに沿うように、様々なカスタムパーツを陳列。カスタムとクルージングによって実現できるライフスタイルを提案している
カリフォルニア州サンノゼに本部を構えるバイシクルクラブ、OTHERSのジャケット。高岡さんは東京支部長を務めており、これらを着用しながらクルージングを楽しんでいる

e-BIKE(電動アシスト) のファットバイク! BRONXのBuggy 20 e-Bikes

ファットバイクといえばブロンクスというほど突出した人気を誇るブランド。そんな草分けが研究を重ねた末、ついにeバイクをリリース。アシストの強さも5段階と秀逸で、道路交通法に基づいた型式認証も取得。日本で走れる電動自転車としてきっちり打ち出した一台だ。19万5800円

クッション性に優れたBRONXのロゴ入りシート。こちらはカスタムで手軽に変更が可能
シティーサイクルのeバイクはクランクモーターが主流なのに対し、ファットバイクはハブモーターが主となっている。これによってアシストの出方に変化が生まれる
正面にはブランドロゴが入るが、ライトの後付けも可能となっている

カスタムパーツも豊富に用意!

SLOW CYCLEの強みは、他店にはない海外取引とフレームビルダーとの繋がりにある。アメリカ、ドイツ、ポーランド、イタリア、フランスにあるブランドと交流があり、レアパーツも盛りだくさん。さらにフレームオーダーも可能で、自分だけの1台を作ることができるのも嬉しい。

元々のBRONXロゴだけでも存在感十分だが、ボリューム感あるシルエットのファットバイクには、それに負けないビッグなヘッドライトがよく似合う
重厚感あるパーツが多いファットバイクは、シートをロングにするというカスタムで、全体のバランス感がグッと増す
ロングシート&ヘッドライトカスタム!

VEE Tire 製20 × 4.0 インチの極太タイヤ! “BRONX”20インチ×4.0シングルギア/コースターブレーキFAT BIKE

ハンティントンビーチにルーツを持つブランドで、現在は日本のRAINBOW CRUISERSがハンドリングしているBRONX。これは4インチの極太かつ重いタイヤゆえ、頑丈なBMXベースのフレームを採用。段差やちょっとした溝もお構いなしでガンガン遊べる一台。4万6200円

フレームカラーに合わせたブラックでマットなリムも、極太タイヤに合わせた3インチのスーパーワイドタイプ。ブレーキはフロントにディスクブレーキを採用
前タイヤもご覧のようにファットで頑強な作り。シングルスピードのBMXであれば誰でも楽しく遊べる。ガンガン走って、ガシガシ下って、ヘビーに乗り倒そう!
ヘビーなファットバイクをガッシリ支えてくれるのは、BMXベースならではの頑丈さを兼ね備えたこのフレームあってこそ。カスタムで自分だけの一台を作るのも◎

人間工学に基づいたジオメトリーでリラックスライド! ELECTRA CRUISER 1

カリフォルニアのサンディエゴで産声をあげたElectra。今でこそシティサイクルもリリースするが、ルーツはビーチクルーザーにある。人間工学に基づいて乗りやすさや力伝道を追求して開発した、フラットフットテクノロジーと呼ばれる特許は抜群の乗り心地だ。3万4100円

全体にゆとりをもたせたフレームジオメトリーのElectraは、ハンドルもゆったりとした形状を採用
サドル後方にはブランドロゴがシンプルにあしらわれている
ペダル位置を前に動かし、シートアングルを寝かせることで、乗りやすい姿勢と力伝道の双方を実現したフラットフットテクノロジー。US特許で唯一エレクトラだけが採用可能

【DATA】
SLOW CYCLE
東京都墨田区業平1-12-2
TEL 03-6456-1600
http://www.lsp-ltd.jp

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning2022年5月号 Vol.337」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

Pick Up おすすめ記事

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

TRUE SWEATWEAR, MADE IN JAPAN. “未来のヴィンテージ”となる究極のスウェット。

  • 2026.09.29

スウェットやTシャツを中心に、高品質なプロダクトを創り続けるジャパンブランド「RIDING HIGH」。生地や糸より前の“綿”から開発するなど、徹底的なモノづくりの姿勢は国内外で高い評価を獲得している。そんな彼らが生み出すプロダクトは、すべてメイド・イン・ジャパンである。 [caption id="...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...