「ベルベルジン遊歩道」ディレクター・蒔田康介さん
昨年にオープンしたベルベルジン遊歩道のディレクター蒔田さん。様々なトレンドに精通し、ブーツカットデニムも提案。特に’80s〜’90sの517を様々な角度で解明。
1.19XXs LEVI’S 517E
渋カジブームやヴィンテージブームの時にも盛り上がったリーバイスの517。リリースされたのは1971年なので、ビッグEの赤タブが付くものは数年間しかなく、かなり希少。ジッパーフライのため、サンフォライズ加工されたデニムが使われている。参考商品
2.1960s-’70s LEVI’S 607E
知る人ぞ知るブーツカットモデルがこの607。スリムフィットモデルでお馴染みの606のブーツカットモデルだと説明すればわかりやすい。こちらはオレンジタブのビッグEが付いているので、‘60s後半から’70s前半にかけてのヴィンテージだと推測。参考商品
3.1980s LEVI’S 646
’70年代のフラワームーブメントの象徴のひとつでもあるフレアカットの646。’70sでもかなりお求めやすいプライスなので実は狙い目。できればオリジナルレングスを厳選してフレア具合を楽しみたい。1万7380円
4.1990s LEVI’S 517
’90年代の517のブラックデニム。ただブラックデニムには先染めと後染めがあり、こちらは前者。先染めだと横糸が黒ではないため、ほどよくトーンが薄く、フェードした際の風合いをより楽しめるのが魅力。1万7380円
5.1990s LEVI’S 684
通称ビッグベルと呼ばれる684は、もっとも広がったフレアカットモデル。なかなか上級者向けモデルではあるが、あえて狙うのも吉。濃紺よりもこれくらい色落ちして、カットオフされているものが◎。1万4080円
【問い合わせ】
ベルベルジン遊歩道
TEL03-6434-0338
https://webstore.berberjin.com
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Lightning2022年4月号 VOl.336」)
Text/ S.Sato 佐藤周平 Photo/K.Hayashi 林和也
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