実は着まわしやすい! メンズにおすすめのカバーオールの着こなし術。

最近はChore Jacket(チョアジャケット)と呼ばれるのが、いわゆるカバーオールと称されるワークジャケット。実はこんなにワークウエア感が強いのに、下手したらGジャンよりも着まわしやすいのでは……と思うほど万能だ。ここでは、最も着まわしの利くデニムカバーオールを使い、スタイリングのポイントを紹介する。ちなみに使用したのは、シュガーケーンの色落ち加工モデル。

そもそもカバーオールとは?

カバーオールとはそもそもは労働者が着るワークウエアである。Chore Jacket(チョアジャケット)とも。旧い資料やアメリカ映画をなどでも、鉄道員や刑務所に収監された人物の作業服として登場。幅広く使われていたことがわかる。デニムなどの分厚い素材でできていることが多いが、Gジャンより丈は長めで、ワークウエアらしくポケットがたくさんあるのが特徴だ。

カバーオール×チノパンはインナーを選ばない!

カバーオール、特にデニムのものと最も相性がいいパンツは、断然チノパン! インナーを問わずにスタイリングを楽しめてしまうのだ。靴を白系スニーカーにすると爽やかに、ブーツにするとワイルドに、革靴にするとドレッシーに早変わりする。ネルシャツを合わせる際は、淡色ジャケット×派手なネルシャツならカジュアルに、濃色ジャケット×地味なネルシャツならシックな印象になる。帽子はインナーの色を拾うか、靴と合わせたい。

サイズは少し大きめがイイ!

上がオーバーサイズ、下がジャストサイズ。こうして見ると、少し大きめサイズを着る方が着こなした際にオシャレな印象になるとわかるだろう。「サイズの合わないものを着こなす」ということは、高感度なファッション通の証なのだ。やや抜き襟にして着ると、オシャレ度数はさらにアップ!

トップボタンを留めるとオシャレに!

オーバーサイズのカバーオールは、Tシャツなど薄手のインナーと合わせる場合は、ゆるすぎてちょっと困ることも。そんな時はトップボタンを留めると、“着こなしている感” が出て一気にオシャレな印象に変わるぞ。

カバーオールはどんなパンツも合わせやすい!

ジーンズや軍パン、スウェットパンツなどカバーオールはどんなパンツにもよく似合う。ただし、インナーは気を使いたい。ジーンズならニット、軍パンはチノパン同様なんでもOK、スウェットパンツはネルシャツやウールシャルが合わせやすい。

こうするとストリート感UP

同じスウェットパンツの着こなしでも、足元のローテクスニーカーをハイテクスニーカーやスウェードブーツ(写真はRed Wing #8173)に変えると、都会的でストリート感のある印象に変化するから面白いぞ。

濃色カバーオールは上品さが倍増する!

カバーオールをテーラードジャケットの代わりにハズシ技として取り入れるオシャレな方もいるので参考にしたい。色落ちカバーオールでもインナーをシックは配色のシャツにすると上品な印象になるが、濃紺のカバーオールにするとその印象はさらに強くなる。

◆

いかがだっただろうか。同じカバーオールでもこれだけたくさんのコーディネートが楽しめることがわかったと思う。合わせ方でさまざまな印象に変身できるので、1枚持っておくと便利だ。

(出典/「Ligthning2021年11月号 Vol.331」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

上野の2つの「SUN HOUSE」で、秋支度。おすすめのアイテムを聞いてきました

  • 2026.09.18

歩いてわずか30秒ほどの距離にある、上野ふたつのサンハウス。今回はそれぞれの店舗で、この秋おすすめのアイテムを聞いてみた。2軒を行ったり来たりしながら、そろそろ秋支度を始めよう。 上野のサンハウスは行ったり来たりが正解です 昨年のリニューアルを経て、アメ横に2店舗を構えるようになった「サンハウス」。...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

Pick Up おすすめ記事

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...