多種多様なアンティークをセンスよくブレンド!
登場してもらった十倍直昭さんは、レディスヴィンテージの名店『GRIMOIRE(グリモワール)』の代表であり、6月にオープンしたばかりのンヴィンテージ総合ECモール『VCM』の代表を務める。そのギャラリーには、ヨーロッパからアメリカ、アジアまで世界各地で買い付いたアンティーク家具と自身のヴィンテージが並ぶ。
「普段は、ロアートギャラリーという名前でギャラリーとして運営していて、予約が入っていない時は、弊社のヴィンテージのショールームとしても活用しています。白壁にモルタルの床というシンプルな組み合わせにして、試着室のドアもヴィンテージのものにカスタムしています。また置いている什器もすべてヴィンテージ/アンティークで、世界各地から買い付けたものです」
ひとつのジャンルに特化するのではなく、インダストリアルなテイストもあれば、LAっぽいシャビーシックなアンティークも並ぶ。
「シンプルな空間に、あえてヴィンテージらしい存在感のあるものを置くのがポイントです。シンプルすぎず、ゴチャゴチャしすぎないバランスが大事かなと」
自身のヴィンテージコレクションをディスプレイ。
’90年代を中心としたヴィンテージのバンドTシャツ。色を揃えて並べるだけで、立派なディスプレイとなるので参考にしたいところ。
プリントを厳選した1970 ~ ’80年代のTシャツをディスプレイ。下段にアート本を飾ることで、うまくメリハリを付けたセンスが光る。
こちらはリーバイスを中心としたヴィンテージのデニムジャケットが並ぶ。大きめのサイズのものを厳選している。
(出典/「Lightning 2021年9月号 Vol.329」)
Text/S.Sato 佐藤周平 Photo/M.Watanabe 渡辺昌彦 取材協力/ヴィンテージコレクションモール https://vintagecollectionmall.jp ロアートギャラリー https://loartgallery.jp
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