話題のヴィンテージ総合EC モール『Vintage Collection Mall(VCM)』のギャラリー内部に潜入!

2021 年6 月にローンチし、各所で話題となっているヴィンテージ総合EC モール『Vintage Collection Mall(VCM)』。この建物は、VCM 代表を務める、十倍直昭さんのギャラリー兼コレクションルーム。ヴィンテージファニチャーのみで構成された空間は、参考になるディスプレイが多数。

多種多様なアンティークをセンスよくブレンド!

センターに置いてあるテーブルは、1920年代頃にアメリカの図書館で使われていた、ライブラリーテーブル。デスクの上のディスプレイは、全体的に木と鉄をブレンド。

登場してもらった十倍直昭さんは、レディスヴィンテージの名店『GRIMOIRE(グリモワール)』の代表であり、6月にオープンしたばかりのンヴィンテージ総合ECモール『VCM』の代表を務める。そのギャラリーには、ヨーロッパからアメリカ、アジアまで世界各地で買い付いたアンティーク家具と自身のヴィンテージが並ぶ。

「普段は、ロアートギャラリーという名前でギャラリーとして運営していて、予約が入っていない時は、弊社のヴィンテージのショールームとしても活用しています。白壁にモルタルの床というシンプルな組み合わせにして、試着室のドアもヴィンテージのものにカスタムしています。また置いている什器もすべてヴィンテージ/アンティークで、世界各地から買い付けたものです」

フランスのインダストリアルライトの中でもっとも高い人気を誇るGRASもさり気なくディスプレイ
特に気に入っているトランクは、1930年代のアンティーク。アメリカ各地のホテルのステッカーが貼ってある
狙ったわけでなく、シンデレラフィットでアンティークのスチールロッカーが入ったそう
カウンターには、インダストリアルなショーケースが組み合わされている。ペイントのやれた風合いも絶妙だ

ひとつのジャンルに特化するのではなく、インダストリアルなテイストもあれば、LAっぽいシャビーシックなアンティークも並ぶ。

「シンプルな空間に、あえてヴィンテージらしい存在感のあるものを置くのがポイントです。シンプルすぎず、ゴチャゴチャしすぎないバランスが大事かなと」

同じテイストで統一すると無機質になりすぎてしまうため、少 し女性的で風合いのあるシャビーシックなアンティークも同列に置いているのがポイント。このバランスは絶妙だ
シンプルな空間だからこそ、大きなインダストリアル系のランプが映える

自身のヴィンテージコレクションをディスプレイ。

’90年代を中心としたヴィンテージのバンドTシャツ。色を揃えて並べるだけで、立派なディスプレイとなるので参考にしたいところ。

プリントを厳選した1970 ~ ’80年代のTシャツをディスプレイ。下段にアート本を飾ることで、うまくメリハリを付けたセンスが光る。

こちらはリーバイスを中心としたヴィンテージのデニムジャケットが並ぶ。大きめのサイズのものを厳選している。

(出典/「Lightning 2021年9月号 Vol.329」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

時間を重ねて、ヴィンテージになる。「RAGGY CLOTHING」の何年先も、格好いいと思える服

  • 2026.10.02

時代が変わっても、色褪せない格好よさがある。「ラギークロージング」が大切にするのは、流行に左右されない普遍的さ。アメリカンカジュアルの王道を、いまの時代に自然に着られる1着へと仕立てる。 旧きよき服を現代の日常に アメリカンカジュアルの王道を見つめながら、現代の日常に馴染む服を作る「ラギークロージン...

本格派でコスパも優れる「Amber Threads」のライトアウターで秋を始めよう!

  • 2026.10.05

古着店「DOSTYLE」を運営する「ドラマ」が手がける気鋭のアメカジブランド「Amber Threads」。“トレンドとヴィンテージを融合したアメカジスタイル”を掲げる同ブランドはバリエーション豊かなライトアウターを展開する。ヴィンテージをベースとした本格派でありながらコストパフォーマンスにも優れる...

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

Pick Up おすすめ記事

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

本格派でコスパも優れる「Amber Threads」のライトアウターで秋を始めよう!

  • 2026.10.05

古着店「DOSTYLE」を運営する「ドラマ」が手がける気鋭のアメカジブランド「Amber Threads」。“トレンドとヴィンテージを融合したアメカジスタイル”を掲げる同ブランドはバリエーション豊かなライトアウターを展開する。ヴィンテージをベースとした本格派でありながらコストパフォーマンスにも優れる...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...