新車を買ってそのまま乗るのもいいけれど、ライフスタイルに合わせてカスタムするのも捨てがたい。今回は男心をくすぐるミリタリーテイストに仕上げられた旧型ジムニーに迫ってみた。こんなジムニーなら、アウトドアシーンでも大活躍間違いなし! 人気ショップが手掛けた垂涎カスタム・ジムニーを紹介しよう。
見た瞬間に恋に落ちる……そんなカスタム・ジムニー。
1995年から3年間だけ発売されたJA12 / JA22型。これをオールペン&足回りをカスタムし、街乗りからアウトドアまで楽しめるようにしたのがマッドモー ビルのジムニーだ。軽自動車だがK6A型ターボエンジンと5速MTで走りは軽快。
ブッシュ類を新品に交換し、下回りやフレーム、インナーフェンダーをウレタン塗装するなど、オーナーが長く安心して楽しめるように仕上げてあるのもポイント。コンプリートカーだが、手の届きやすいプライス設定なのも魅力的だ。
ミリタリー仕様にカスタムされたジムニーのディテールを拝見!
ヘビーデューティなイメージも演出してくれるマットブラックカラーのルーフラック。大量の荷物を運搬する時など、室内だけでは積載オーバーしてしまう時に使用する。
オールド・ディフェンダーのリアを彷彿とさせるマッドモービル製の3連テールランプ。こちらは取り付け加工が必要なため、装着希望の人はマッドモービルに問い合わせを。
マッドモービルの定番メニューが3インチリフトアップとマキシスのクリーピークローラー&黒ホイールの組み合わせ。これだけで最新のアメリカンSUVに負けないルックスに。
オリジナルバンパーを装着した精悍なフロント周り。ウインカーをクリア仕様にしているのもセンスよし! SUZUKIのロゴマークはオーナーのこだわりで装着している。
リアタイヤにはスコップを搭載している。元はメッキのスコップだったが、自家塗装でブラックアウト。スタックした際に使う予定だが、いまだ使用したことはない。
砲弾型のスポーツマフラーも新品を装着。歯切れのいい元気なサウンドが ドライブを盛り上げてくれる。見た目もグッド!
コイルスプリングやショック、ラテラルロッド、そしてブレーキホースといった足回りのパーツはすべて新品が装着されている。
リアゲートを開けると趣味のキャンプ用具と釣り道具が満載! ジムニーの限られたスペースを活かすため、各アイテムは厳選したものを積んでいる。オトコの趣味部屋とでもいうべき車内空間だ。
無造作に放り込んでいるテントはデットストックで手に入れたスウェーデン軍の軍幕テント。使い込んでおり、いい味が出てきている。
ルーフにはトラウトフィッシング用のロッドを収納している。今年の夏はサーフでヒラメ釣りの予定。全方位アソビグッズで武装中!
【DATA】
MUD MOBILE
埼玉県所沢市上新井1-41-8
TEL04-2933-2188
営業/10:00~19:00
休み/水曜日、第一・第三木曜日
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Lightning 2021年7月号Vol.327」)
Text/M.Sasaki 佐々木雅啓 Photo/D.Katsumura 勝村大輔
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