植物×バイク。私狙いの鉢なのか? ピジョンキャスティングのソケットポットTYPE-1

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 

今回は、バイク特集を担当したためバイク熱が高まっているなか、自転車にもハマりそうな予感……この鉢に入れる植物も買いに行きたいし……あぁ忙しいという、編集部の何でも屋・サカサモトがお届け!

ピジョンキャスティングのソケットポットTYPE-1

かつて別冊で『グリーンライフ』という本を手掛けてからというもの、塊根をはじめとするユニークな植物にハマりっぱなしだ。おかげで我が家のベランダにはマダガスカル産やメキシコ産など、訪れたことが無い国の植物で溢れている。

鉢との組み合わせを考えるのも楽しく、植物とのサイズバランスや、鉢の特性などにも配慮しつつ、あれこれと植え替えるのは楽しいものだ。そんな植物沼に浸かりきってる私に先日一本の電話がかかってきた。バイクショップ「平和モーターサイクル」の木村さんである。

何かと思ったら「鉢を作ったので見てほしい」とのこと。「なぬ⁉︎」と思いつつ、写真を確認した結果、即購入。なんと工具の六角ソケットをモチーフにした鉢なのだ。

世界に誇れる日本人カスタムビルダー「平和モーターサイクル」木村健吾さんが手掛けた植物鉢。サイズは約6号ぐらいなのでインテリア用としての鉢に使っても丁度いい大きさ。アルミ鋳造で作られているため重量感も◎。広島市に ある雑貨店ポッポのインスタグラムDMにて販売中。1万1000円

砂型を使ったアルミ鋳造というのも木村さんらしいチョイス。本人としてはアガベなどを入れるために作ったらしいが、私が愛する塊根植物にもバッチリ似合いそう。アルミも分厚くずっしりと重いため背の高い植物を植えても安定しそう。

ちなみに商品名の最後にタイプ1と付いているってことは、すでにタイプ2の構想があるってことだと信じたい。そんなモーターカルチャーを感じさせる要素が入っていて、バイク好きなら、この鉢で植物ライフを初めて見るのはいかがだろうか?

ポットの正面には木村さんが手 掛けるピジョンキャスティングのロゴが入る。 砂型らしいざらついた表情がエンジン好きを虜にしてくれる!
六角ソケットのサイズ感を大きくしたユニークな形状。底には穴が空いており水はけも安心。小さな植物なら ばポットカバーとしても使える

【問い合わせ】
雑貨屋ポッポ
Instagram@zakkaya_poppo

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning 2021年9月号 Vol.329」)

この記事を書いた人
サカサモト
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サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
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