再開したローズボウル・フリーマーケットで、旧きよきアメリカとの再会。

アメリカ西海岸最大のフリーマーケットとして本誌でも幾度となく紹介してきたローズボウルのフリーマーケットも、このコロナ禍のおかげでずっと中止。でも、ワクチン接種が始まったおかげで、4月の第2日曜日に、なんと13カ月ぶりに再開された。

ずっと自粛していただけに、誰もが心機一転。旧きよきアメリカが西海岸中から集まるイベントは、昨今のサスティナブルな流れも手伝って、若い世代もたくさん訪れるイベントに。そんな久しぶりのフリーマーケットに誰もがワクワクを抑えきれない記念すべき週末。大好きなアメリカンカルチャー満載の大人たちの宝島を久しぶりにレポートする。

若者の姿も多くなった、ローズボウルで掘り出しものを探せ!

雰囲気は以前のまま。変わったのは若い世代が多くなったのと、マスク姿くらい。日本からも行けるようになるのが待ちきれない皆さんのために、ひと足先に掘り出し物をチェックしてきたのでご紹介!

かつてのウエスタン映画で使われていたというサドルは200ドル。時代を経たモノだけが持つ深い味わいは魅力的。レザー好きならばこういう大物はどう?

金属系の一見ガラクタだらけのように見えるけど、これが宝の山に見える人もいるというのがアンティークの世界。中央にある1941年のトロフィは200ドル。以前に比べて高くなったね。

アルファベットもののお馴染み。自分の頭文字があると買っちゃうだよね。

昔の電話は使用することができないモノも多いけれど、そのフォルムやデザインでインテリアにもなる。これはミッキーマウスなのでなおさら。しかも稼働品で45ドルだ。

フレーク塗装がいかにも’70 年代らしいジェットヘルメットは外装はキレイそのもの。40ドル

デイツ社のオールドランタンはガラスも完品でまだまだ使えるクオリティ。キャンプにオールドランタンを持っていけば、熟練キャンパーも一目置いてくれるはず。各40ドル

アメリカで定番のトラクターであるジョンディアーのミニカーは働くクルマ好きはゲットせよ。

ネイティブ系とも相性が良い牛のスカルは79ドル。インテリアとしての需要が高いアイテムだ。

ミッドセンチュリーの時代を色濃く反映したプリントが入るコップは5つセットで45ドル。モダンファニチャーと相性が良いアイテム。

ヴィンテージの額はいつ来てもいろんなところで見かけるアイテムのひとつ。重厚な絵画や写真を収めたいデザイン。

ミッドセンチュリーのデザインが爆発してるテーブルとチェアのダイニングセット。オースチン・パワーズに出てきそうな家具だね。

定番のファイヤーキングだってまだまだ出会うことができる。気になる価格は程度にもよるけど20〜50ドルくらい。

柄シャツの種類は星の数ほど出品されている。中にはヴィンテージのアロハシャツも存在。

ネイティブ系ジュエリーも専門ディーラーが数多く出店している。ターコイズ付きのバングルだけでも豊作である。

昔の貯金箱は金属のボディに重厚な塗装がされた小型金庫のようなフォルム。コレクターが売りに出しているのか似たような年代で数種類販売。価格はひとつ900ドルだって。

ナバホ系のラグは新旧、いろいろなデザインを多くのブースで見かける。これは50ドルで販売。

来場者スナップ! 戦利品も拝見!

ラジオフライヤーを持参した本気モードの御一行。コカ・コーラのクーラーボックスを早くもゲットしてるじゃないの。やったね。

独特なファッションセンスをお持ちの二人。きっとアンティークも派手なカラーが大好物だな。

1500ドルで買った大物。アメリカンバイソンの頭だけの剥製。どれだけ広い家に住んでるの?

インダストリアルなスタンドライトは重厚な作りが気になって手に入れたみたい。125ドル

けっこうな収穫。右の男性が持つ古いスキー板が気になって聞いてみると90ドルだったとのこと。

ウエアから雑貨まであらゆるモノが出品されているので女性同士でも楽しめるのもうれしい。

◆

ひさひざのローズボウルレポ。生き方や、コロナ前の様子は下記記事でチェックしてみて。

世界一有名なフリーマーケット「ローズボウル」の行き方&歩き方。

世界一有名なフリーマーケット「ローズボウル」の行き方&歩き方。

2021年10月26日

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning 2021年6月号 Vol.326」)

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

全16色! 10年以上のロングセラーを誇る「HEATH」の名作ネルシャツが超人気なワケ

  • 2026.09.30

秋冬のアメカジ服の定番、ネルシャツ。横浜のセレクトショップHEATHが手がけるオリジナルブランドBLUE PORTのネルシャツが10年以上のロングセラーを誇るとのことで、その人気の秘密に迫る。 【理由①】優れたコストパフォーマンス ディテールやシルエットにもこだわった高いクオリティに対して、なんと税...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

Pick Up おすすめ記事

TRUE SWEATWEAR, MADE IN JAPAN. “未来のヴィンテージ”となる究極のスウェット。

  • 2026.09.29

スウェットやTシャツを中心に、高品質なプロダクトを創り続けるジャパンブランド「RIDING HIGH」。生地や糸より前の“綿”から開発するなど、徹底的なモノづくりの姿勢は国内外で高い評価を獲得している。そんな彼らが生み出すプロダクトは、すべてメイド・イン・ジャパンである。 [caption id="...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...