ステンシルを使ってTシャツを、“あえてダサい文字”でカスタムしてみた。

ステンシルプリントは型紙さえあれば簡単に味わい深い文字を印刷することができるDIYカスタムの代表格。

ミリタリー系ステンシルでお馴染みの「U.S.NAVY」や「U.S.AIR FORCE」など、ミリタリー仕様のフォントを使ってそういったいかにもな文言を印刷すればカッコいいのは当たり前だ。

そこでステンシルではまず使わないような、あえてダサめの文言をTシャツにプリントしデザイン的に破綻せずカッコ良くなるかを検証してみるのが今回の企画(文言の内容がダサいのは別の話ね)。ミリタリー系ステンシルの実力を検証する!

準備するもの。

1.オイルボード

ステンシルマシンで作成したボードは、耐油性なのでスプレーを吹いても乾けば何度でも使えちゃう。クリアファイルを切り抜いて自作するのもアリ。

2.ステンシルマシン

米軍でも採用されているMARSH社製のステンシルマシン。編集部にあるのは、最も使いやすい1/2インチサイズ。今回はなんでもカッコよくなってしまうミリタリー仕様のステンシルマシンを使って、ダサい文字をデザインする。通常は、厚紙などに好きな図案を転写してカッターで切るのでも十分楽しめる。

3.サンドペーパー

Tシャツのシワを伸ばしてからサンドペーパーを下に引けば、生地がピンッと張った状態でスプレーできるスグレモノなのだ!

4.ジーンズ染めQ

染めQである必要はないが生地を染めることに特化したスプレーなので選んでみた。作業する時は汚れるので手袋も用意しよう。

作り方はカンタン!

ステンシルの吹き方は極めて簡単。ステンシルマシンで作成したボードにスプレーを使ってシュッと吹くだけで完成する。ただしボードとTシャツの間に隙間があると文字がボヤけしまうため注意しよう! Tシャツの中にサンドペーパーを入れて動かないようにしよう。

うまくいくとこんな出来栄え。

こちらは失敗。スプレーを吹き過ぎたのが原因。欲張らずシュッシュッと軽く吹きつけるぐらいが、ベストなのだ。

こちらも失敗例。濃色のTシャツに白い文字を入れようとしたが塗料のノリが悪く滲んだ。まずは見えない部分でテストすべし。

ミリタリーテイストのステンシルの実力はいかに?

1.使える文字を並べただけ!

ステンシルマシンで打てる文字を羅列しただけでも、オシャレな雰囲気に。ちなみに1と0が存在しないのは無いのはアルファベットのIとOで代用できるから。合理的。

ピンクを選んだのでポップな印象だが、Tシャツの色を変えたり、文字の色を部分的に変えてキーワードを表示するなどアレンジも効きそうだ。

2.会社の住所を英語にしただけ!

自分の会社の住所をプリントしただけでも、なんかサマになるから不思議。海外の住所がカッコいいのは当たり前だが、日本の住所も負けてない。これは新しい発見だ。

迷子札代わりにもなる? と思ったが、デザイン性が高いので気づいてもらえなさそうな気も。

3.編集部員の名前を羅列しただけ!

極めつけは編集部員の名前をプリントするという通称“奥付”(知らない人はググってね)。行数が多いほうが、なんかカッコいい。家族や仲間の名前でもイイかもね

家族が少ないと寂しい感じになるので、いっそ家系図にしちゃうのもアリだね。

ミリタリー仕様のステンシルマシンは高額なことが多いので、パソコンでフォントをプリントして使うのならハードルは低め。Tシャツだけでなく、缶や木箱にも似合うのでおすすめです。

(出典/「Lightning 2021年4月号 Vol.324」)

この記事を書いた人
サカサモト
この記事を書いた人

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

Pick Up おすすめ記事

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...