プリント集団「GOOD SMITH」の シルクスクリーンプリントを試してみた。

東京・両国を拠点にする「GOOD SMITH」から、シルクスクリーンプリントのキットが登場した。版やインクなどプリントに必要なものがすべて揃っており、Tシャツまで付属されているという至れり尽くせりのキット。今回はアルファベットと記号のキットを使ってみた。

準備するのはこちら!

「GOOD SMITH」のシルクスクリーンプリントのみ。Tシャツ、CMYKの4色水性インク、スクリーン版、アイロンプリント、木製アイススティック棒(インクすくい用)、ヘラ、ゴム手袋がセットになっている。インクが4色入っているから文字を1色に統一することもできるし、一文字一文字変えることもできる。家族とのDIYにちょうどいい。1万6500円

1.下準備を行う。

まずインクが裏移りしないように、新聞紙や紙をTシャツの中に差し込んでおく。

文字をプリントしたい場所にマスキングテープを貼って、ガイドラインにする。

2.インクを盛る。

プリントしたい文字以外の文字にインクが付かないよう、マスキングテープを貼ってからインクを盛る。

このように文字部分に直接インクを盛るとすぐに浸透してしまうので絶対しないように! 最初の写真のように文字部分の上部に載せるように。

3.ヘラで伸ばす。

ヘラを使ってインクを伸ばす。余分なインクが浸透しないよう、最後は拭き取る感覚でヘラを使うとうまく文字が出る。

こちらは直接文字の上にインクを盛ってしまったためにできた滲み。「L」の文字がカタツムリのような形に……(悲)

4.失敗してもカバーしてしまおう!

もし失敗してしまっても、そこからまたカスタムをすれば万事OK! カタツムリにしか見えなくなった「L」に、稲妻マークを付けてみた。これぞ、オリジナル!

なかなかかわいいんじゃない?

完成! もっと複雑な文章も楽しんでみよう!

出来上がり。今回はシンプルなプリントにしたが、文章にしたらやりがいがありそう。ちなみに使ったスクリーン版はインテリアにもなるぞ。

最初からすべてが揃っているので初めてカスタムに挑戦するのにはベストなツール。ぜひ試してみてほしい。

【問い合わせ】
グッドスミス
Instagram @goodsmithtokyo

(出典/「Lightning 2021年4月号 Vol.324」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
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